2025年度後期有機化学2

曜日・時限 金曜日4時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング EU220213
開講学科等 工学部-基礎理工学科
工学部-環境科学科
工学部-基礎理工学科 数理科学専攻
工学部-基礎理工学科 環境化学専攻
教員名 青沼 秀児
青沼 秀児
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e9%9d%92%e6%b2%bc%e3%80%80%e7%a7%80%e5%85%90

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目的

有機化学2では、光学異性体、カルボニル化合物、アミンなどの性質と反応について学ぶ。これらの化学反応のメカニズムを、特に「電子」の働きの観点から理解することを目的とする。

環境科学科2020年度入学以降の学生に関して,本科目は,食品衛生管理者資格,および,食品衛生監視員任用資格取得のために必要な科目ですので,資格取得を目指す学生は履修してください

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 分子の三次元的形状: 異性体、鏡像異性体; キラル中心 事前学修 教科書の5.1~5.5を予習すること(2時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
2 A 分子の三次元的形状: フィッシャー投影式、光学活性、複数のキラル中心 事前学修 教科書の5.6~5.8を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
3 A アルデヒドとケトン(1) 構造と結合、命名法、物理的性質 事前学修 教科書の6.1~6.4を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
4 A アルデヒドとケトン(2) 興味深い物質; 反応; アセタール 事前学修 教科書の6.5~6.8を予習すること(2時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
5 A カルボン酸、エステル、アミド(1) 構造と結合、命名法、物理的性質 事前学修 教科書の7.1~7.3を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
6 A カルボン酸、エステル、アミド (2) 興味深い物質 事前学修 教科書の7.4~7.5を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
7 A カルボン酸、エステル、アミド (3)カルボン酸の酸性; カルボン酸のエステル、アミドへの変換 事前学修 教科書の7.6~7.8を予習すること(1.5間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
8 A カルボン酸、エステル、アミド (4) エステルとアミドの加水分解 事前学修 教科書の7.9を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
9 A カルボン酸、エステル、アミド (5) ポリエステルとポリアミド 事前学修 教科書の7.10~7.11を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の小テスト、問題を解くこと(3時間)
10 A アミン (1) 構造と結合、命名法、物理的性質 事前学修 教科書の8.1~8.3を予習すること(2時間)
事後学修 e-learning システム上の小テスト、問題を解くこと(3時間)
11 A アミン (2) アルカロイド 事前学修 教科書の8.4を予習すること(2時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
12 A アミン (3) 塩基としてのアミン 事前学修 教科書の8.5を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)
13 A アミン (4) 神経伝達物質; ホルモン 事前学修 教科書の8.6, 8.7を予習すること(1.5時間)
事後学修 e-learning システム上の練習問題を解くこと(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前入学生
〇 修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-U-1-2】
・ 官能基(例えばアルコールやカルボン酸等)の特徴から、有機化合物の反応や性質を理解すること。
・ 生体内や食品中など身の回りにある有機化合物の働きを理解するために必要な知識を習得すること。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 30% 60% 40% 100%
小テスト、小論文 35% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 35% 30% 70% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 53% 47% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書: J. G. Smith著(村田滋訳), スミス基礎有機化学, 東京化学同人 (2021).
参考書: J.McMurry著(伊東椒,児玉三明訳),マクマリー有機化学第9版(中)東京化学同人(2017)
          J.McMurry著(伊東椒,児玉三明訳),マクマリー有機化学第9版(下)東京化学同人(2017)



オフィスアワー

月曜日 17:15~18:15、A号館3階教員室03
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
LINEやe-メールでも質問を受け付けています。連絡方法は、e-learning システムを見てください。

その他

授業で用いるスライドや資料はe-learningシステム(Moodle)でも提供する。
授業中、ChemDrawやChem3Dを使用するので、手元のパソコンにChemOfficeをインストールしておくこと。
課題はe-learningシステム上で実施し、採点結果をフィードバックする。
期末試験の答案は返却しないが,正答例をe-learningシステムで公表する。

実務経験のある教員による授業科目