2025年度後期後半プログラミング基礎演習2

曜日・時限 火曜日3時限,金曜日3時限 期別 後期後半 週時間数 2
ナンバリング GP120310
開講学科等 情報通信工学部-情報工学科
教員名 西 省吾
西 省吾
職務履歴

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古崎 晃司
古崎 晃司
職務履歴

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目的

C言語は,ハードウェアの制御やアプリケーション作成,さらにオペレーティングシステムの開発までも担う汎用性の高いプログラミング言語であり,情報通信技術分野では広く普及している。それゆえ,情報工学分野の学生にとってC言語の修得は必要不可欠である。本演習では,大規模なC言語プログラムを作成する際に必要となる「ポインタ」や「ファイル操作」などの文法(機能)を学び,それを活かしてC言語プログラムが作成できるようになることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A, C アドレスとポインタ 事前学修 教科書pp.271ー281までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(2時間)
2 A, C ポインタの利用 事前学修 教科書pp.281ー287までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(2時間)
3 A, C ポインタと引数:値渡しと参照渡し 事前学修 教科書pp.288ー296までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(2時間)
4 A, C ポインタと引数:関数内の複数個のデータの利用 事前学修 前回の内容を振り返り,「値渡し」と「参照渡し」の違いを理解しておくこと(1時間)
事後学修 9章の章末問題を自力で解き,内容の理解を深めること(2時間)
5 A, C 配列とポインタ 事前学修 教科書pp.300ー308までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成する(1時間)
6 A, C 引数と配列 事前学修 教科書pp.309ー316までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成する(1時間)
7 A, C 文字列とポインタ 事前学修 教科書pp.317ー325までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(1時間)
8 A, C 標準ライブラリ関数を用いた文字列の操作 事前学修 教科書pp.326ー336までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(1時間)
9 A, C 多次元配列とポインタ,文字列の配列 事前学修 これまでの学習内容を振り返り,「多次元配列」と「文字列の配列」の扱いを理解しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(1時間)
10 A, C 関数ポインタ 事前学修 教科書pp.337ー345までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(1時間)
11 A, C 書式付きの入出力 事前学修 教科書pp.388ー396までをよく読み,例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(1時間)
12 A, C ファイルからの入出力処理 事前学修 教科書pp.397ー412までをよく読み,ファイル入出力に関する例題プログラムをノートPC上で実行しておくこと(1時間)
事後学修 教科書の例題プログラムを自力で作成すること(1時間)
13 C 学習到達度最終確認 事前学修 ここまでに学んだ内容を復習しておくこと(1時間)
事後学修 理解できていないと分かった箇所を復習しておくこと(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

到達目標は以下の通りである.

○2024年度以降入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/


○2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-P-1-1】
(1)ポインタの動作について理解できること.
(2)ポインタと配列の関係について理解出来ること.
(3)ファイル操作について理解できること.
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-P-3-3】
(4)ポインタ,ファイル操作を適切に用いたプログラムを関数と組み合わせて記述できる.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 60% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 40% 80% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 80% 0% 0% 20% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「やさしいC 第5版」,高橋麻奈 著,ソフトバンクブックス
参考書:演習問題を適宜配布する

オフィスアワー

西 :水曜日5限, A号館2階教員室12
古崎:水曜日5限, A号館2階教員室25

なお,学内外の用務のため,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性がある。

その他

演習開始時に出席をとり,その時点で着席していない場合は遅刻となる。
特段の理由がない30分以上の遅刻は欠席扱いとする。
授業内外の課題について,解答あるいは考え方を適宜解説する。

実務経験のある教員による授業科目