2025年度後期前半プログラミング基礎演習1

曜日・時限 火曜日4時限,金曜日3時限 期別 後期前半 週時間数 2
ナンバリング GP120309
開講学科等 情報通信工学部-情報工学科
教員名 早坂 昇
早坂 昇
職務履歴

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西 省吾
西 省吾
職務履歴

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目的

C言語は,ハードウェアの制御やアプリケーション作成,さらにオペレーティングシステムの開発までも担う汎用性の高いプログラミング言語であり,情報通信技術分野では広く普及しているプログラミング言語でもある.それゆえ,その修得は情報工学分野の学生にとっては必要不可欠である.本講義の目的は,前期で学んだ内容を活用して大規模なプログラムを作成する際に必要となる「関数」を中心とするC言語の文法(機能),ならびにそれを活かしたCプログラムの作成法を修得させることである.

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 C 変数(データ型含む)、条件分岐、繰り返し処理,配列などを使った演算プログラムの復習 事前学修 プログラミング入門演習1・2の講義・演習内容をよく復習しておくこと(3時間)
事後学修 条件分岐文,繰り返し文,配列に関する演習内容をよく復習しておくこと(3時間)
2 A,C 関数:関数の定義と呼び出し 事前学修 教科書pp.215ー225までをよく読んでおくこと(3時間)
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(3時間)
3 A,C 関数:引数(前編) 事前学修 教科書pp.226ー235までをよく読んでおくこと(3時間)
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(3時間)
4 A,C 関数:引数(後編) 事前学修 演習問題における引数について予習しておくこと(3時間)
事後学修 引数に関する講義・演習内容をよく復習しておくこと(3時間)
5 A,C 関数:戻り値(前編) 事前学修 教科書pp.236ー241までをよく読んでおくこと(2時間)
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
6 A,C 関数:戻り値(後編) 事前学修 演習問題における戻り値について予習しておくこと(2時間)
事後学修 戻り値に関する講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
7 A,C 関数:ローカル変数とグローバル変数(前編) 事前学修 教科書pp.249ー255までをよく読んでおくこと(2時間)
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
8 A,C 関数:ローカル変数とグローバル変数(後編) 事前学修 演習問題におけるローカル変数とグローバル変数について予習しておくこと(2時間)
事後学修 ローカル変数とグローバル変数に関する講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
9 A,C 関数:関数形式マクロの利用 事前学修 教科書pp.242ー248までをよく読んでおくこと(2時間)
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
10 A,C 関数:関数の宣言とファイル分割(前編) 事前学修 教科書pp.261ー265までをよく読んでおくこと(2時間)
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
11 A,C 関数:関数の宣言とファイル分割(後編) 事前学修 演習問題における関数の宣言とファイル分割について予習しておくこと(2時間)
事後学修 関数の宣言とファイル分割に関する講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
12 A,C 関数:標準ライブラリ関数(前編) 事前学修 教科書pp.266ー268までをよく読んでおくこと(2時間)
事後学修 講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)
13 A,C 関数:標準ライブラリ関数(後編) 事前学修 演習問題における標準ライブラリ関数について予習しておくこと(2時間)
事後学修 標準ライブラリ関数に関する講義・演習内容をよく復習しておくこと(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

到達目標は以下の通りである.
(1)関数における引数と戻り値を理解できる.
(2)ローカル変数とグローバル変数の違いを理解できる.
(3)関数形式マクロを理解できる.
(4)ソースコード分割の仕組みを理解できる.
(5)自身で関数を作成しそれを利用したプログラムを記述できる.

本科目に関連するディプロマ・ポリシー
◯2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/


◯2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-P-1-1】,応用力,態度・志向性【DP-P-3-3】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 60% 60% 40% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 40% 20% 20% 60% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 44% 32% 0% 24% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「やさしいC第5版」,高橋麻奈著,ソフトバンクブックス

オフィスアワー

オフィスアワー:
西 :水曜日 5限,A-S255
早坂:月曜日 5限,A-S245

その他

本演習の目標は単なる知識ではなく確かな能力を身につけることであるので,学生は演習時間以外でも各自のノートPCを利用した自習が期待されている。
本演習は「プログラミング入門演習1・2」を学んでいることを前提としている.
授業内外の課題について,解答あるいは考え方を適宜解説する.

実務経験のある教員による授業科目

民間企業で約3年間ソフトウェア開発に携わった実務経験を有する教員が、現場で求められる実践的なプログラミングスキルや開発プロセスを踏まえながら指導を行う。