2025年度前期日本語上達法1

曜日・時限 火曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EE110505,EH110505,EJ110505,EN110505,EU110505
開講学科等 工学部-電気電子工学科
工学部-電子機械工学科
工学部-機械工学科
工学部-基礎理工学科 数理科学専攻
工学部-基礎理工学科 環境化学専攻
教員名 福嶋 ゆい
福嶋 ゆい
職務履歴

目的

・大学で学びを進めるにあたって必要となる力の基礎を養うことを主目的とします。
・そのために、「大学での学び方を知る」、「文章を読む」、「短い文章を書く」ことをテーマとします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 対面A ガイダンス
・授業の内容と受講上の留意点についての説明
事前学修 ・シラバスをよく読む(2時間)
事後学修 ・Moodleを使って課題提出する(2時間)
2 対面A、F 授業の受け方1 高校までと大学の違い
・学び方のルールやマナー、注意しなければならないこと
事前学修 ・高校までと大学の違いを考えてみる(2時間)
事後学修 ・高校までと大学の違いを知り、心がけることを自分の言葉でまとめる(2時間)
3 対面A、F 授業の受け方2 能動的に聴く
・ノートのとり方
事前学修 ・高校までと大学の授業の違いを考えてみる(2時間)
事後学修 ・ノートを取る練習をする(2時間)
4 対面A、F 授業の受け方3 質問する
・質問、メールの送り方
・敬語の基本
事前学修 ・教員にメールを送る時の書き方を考えてみる(2時間)
事後学修 ・クラスメイトに大学のことで質問してみたいことを考える(2時間)
5 対面A、F 話し言葉と書き言葉
・話し言葉と書き言葉の違いを知る
・書き言葉の例を知る
事前学修 ・普段の会話で使う言葉と、新聞などで使われている言葉の違いを考える(2時間)
事後学修 ・書き言葉でしか使わない言葉をできるだけたくさん考える(2時間)
6 対面A、F 書き方の基本技術1
・「、」と「。」を適切に打つポイントを知る
事前学修 ・これまで大学で提出したレポート類を見返してみる(2時間)
事後学修 ・文意に注意しながらレポートにふさわしい表現に書き換える(3時間)
7 対面A、F 書き方の基本技術2
・段落の役割と作り方を知る
事前学修 ・「段落」とは何か、なぜ作るのかを小・中・高の学習をふり返って考える(2時間)
事後学修 ・一段落書く練習(3時間)
8 対面A、F 読み方のコツ1
・文章の構成を知る
事前学修 ・自身の長い文章の読み方をふり返る(2時間)
事後学修 ・文章構成に注意して読解する練習(3時間)
9 対面A、F 読み方のコツ2
・チェックしながら読む
事前学修 ・自分以外の人が書いた文章(例えば新聞など)を読んでおく(2時間)
事後学修 ・人が書いた文章を添削してみる(3時間)
10 対面A、F 読み方のコツ3
・文章を読んで意見を持つ
事前学修 ・新聞などを読んで、自分なりに感じたことをメモする(2時間)
事後学修 ・文章に対して自分なりの考えを表現する(3時間)
11 対面A、F 書き方のコツ1
・主観と客観の違いを知る
事前学修 ・主観と客観と違いを考えておく(2時間)
事後学修 ・自分の好きなこと(もの)を表現してみる(3時間)
12 対面A、F 書き方のコツ2
・意見と根拠の違いを知る
事前学修 ・自分の好きなこと(もの)を書いた文章と、新聞などの書き方はどう違うかを考える(2時間)
事後学修 ・事実だけを述べる文を書く(3時間)
13 対面A、F 書き方のコツ3、まとめ
・文章構成を整える
・授業の学びをふり返る
事前学修 ・読解する時に学んだ文章構成の基本を復習する(2時間)
事後学修 ・構成に注意して文章を書く練習(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

(読む力)
・文章を読むことに慣れる。
・文章読解のポイントを知り、正しく理解できる。
(書く力)
・文章を書くことに慣れる。
・読みやすい文章を書くための基礎的な文章力を身につける。
・自分なりに自分の考えを表現できる。
(聞く力・話す力)
・講義内容を正確に聞き取り、ノートを取ることができる。
・能動的に授業を受講できる。

本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
〇2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照
URL:https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 60% 40% 40% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 40% 40% 40% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 40% 40% 20% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書や参考書はありません。
国語辞書や電子辞書を手元に用意して受講してください。

オフィスアワー

・質問等は①授業時間前後に教室にて、②メールにて受け付けます。
アドレス:f-yuiアットマークoecu.jp
必ずメールには「件名」「宛名」「挨拶」「名乗り」「用件」「署名」を入れること(授業内で解説します)。
・時間等を相談・調整のうえ、Meetを使ったWeb相談も可能です。まずはメールをください。

その他

・授業は基本的に対面で行います。講義と演習が中心となります。欠席しないよう、学修を積み重ねてください。
・このクラスは、履修対象者だけが履修できるクラスです。
・提出された課題は評価の上、フィードバックします。
・Moodleやメールをこまめにチェックしてください。
・毎回簡単なグループワークを行います。ただ出席するだけではなく、積極的に他者と関わろうとすること、たとえ苦手であってもトライしてみてください。

実務経験のある教員による授業科目