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2025年度前期
プログラミング演習1
曜日・時限
木曜日3時限
期別
前期
週時間数
2
ナンバリング
EJ240104
開講学科等
工学部-機械工学科
教員名
山下 裕之
山下 裕之
職務履歴
目的
昨今、目的に応じていろいろなコンピュータ言語が用いられている。多くの言語に共通の概念を獲得していると、新しい言語の習得が短期間で可能である。C言語は簡便な文法やハードウェアのアクセスの容易さを備えており、コンピュータ言語に共通概念の獲得に適した言語である。
また、ロボット、ハイブリッドカー、電動自転車や家電製品に代表されるメカトロニクス機器は一般に、コンピュータによって制御されており、目的に応じてメカトロニクス機器を動作させるためにはプログラミングが必要不可欠となる。これらの制御プログラムの多くにはC系の言語が用いられている。
このようにC言語の習得には様々なメリットがある。本講義では、C言語の演習を通してプログラミングの基本的な概念とプログラム構築能力を身につけ、基本的なプログラムを自身で作成できることを目的とする。
プログラミング能力を身につけるためには、自身で積極的に数多くのプログラムを作成して慣れることが重要である。本講義では、習熟度に応じた演習を通じ、段階的にプログラミング能力を習得することを目的としている。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A,C
ガイダンス、文字列の出力(puts,printf関数)
事前学修
教科書1-1を目を通しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
2
A,C
変数への代入、簡単な四則演算
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
3
A,C
変数の型
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
4
A,C
変数を用いた四則演算、代入演算子(インクリメント、デクリメント)、scanf関数による入力
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
5
A,C
if文、論理演算子
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
6
A,C
if_else_if構文、switch_case構文
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
7
A,C
if文、switch_case文の応用
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
8
A,C
到達度確認演習
事前学修
これまでの演習問題のコードが作成できるか確認する。(6時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しておく。(2時間)
9
A,C
for文による繰り返し、漸化式の扱い
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
10
A,C
数列の和、breakの使い方、二重ループ
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
11
A,C
while文による繰り返し
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
授業内容を復習する。演習問題で解けない問題があれば次回授業開始時まで実施しコードを保存しておく。(2時間)
12
A,C
繰り返し構文応用演習
事前学修
前回の授業内容を確認する。自習問題などが未実施のとき、実施しておく。(2時間)
事後学修
到達確認テストの課題(未解決分)に取り組むこと。(2時間)
13
A,C
到達度確認演習
事前学修
これまでの演習問題のコードが作成できるか確認する。(6時間)
事後学修
演習問題を復習する。(2時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
C言語の演習を通して、コンピュータ演習1では以下の項目を重点的な到達目標とする。
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
「カリキュラムマップ」よりご確認ください。
〇2023年度以前入学生
〇修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-J-1-1】
・様々な問題解決に躊躇なくプログラミングを用いられるようになること。
・変数の型を理解し、プログラムの中に適切に使用できるようななること。
・C言語を用いた基本的なプログラムが作成できる(標準入出力関数の利用)こと。
・構造化プログラミング(「逐次処理」「場合分け(分岐処理)」「繰り返し計算(反復処理)」)が扱えるようになること。
〇修得する資質・能力:態度・志向性【DP-J-3-4】
・プログラミング上、未知の内容や分からないことを調べたり質問をすることにより自ら解決を図るようになること。
〇修得する資質・能力:総合的な学習経験と創造的思考力【DP-J-4-1】
・自分自身が抱えている問題がプログラミングを通して解決可能かどうか判定し、可能であればそれを実行できるようになること。
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
0%
小テスト、小論文
40%
60%
40%
100%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
60%
70%
20%
10%
100%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
0%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
66%
28%
6%
0%
0%
100%
教科書・参考書
教科書:「C言語 新版 ゼロからはじめるプログラミング」(三谷 純著、翔泳社)
参考書:「C言語による初めてのアルゴリズム」(河西朝雄、技術評論社)
オフィスアワー
質問は授業時間の前後に直接対話します。(授業開始10分前には教室にいます。)
その他
毎回演習課題を出します。出来ましたらTA,SA,教員にチェックを受けてください。
演習課題の締め切りは基本的には次回の授業開始時、それ以降の提出は減点します。
到達度確認演習の参照条件は教科書、ノート、Moodle上の資料、過去に自分が作ったコードのみです。(私語やメールは禁止します。)
卒業再試験は実施ません。
実務経験のある教員による授業科目
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