2025年度前期電気電子工学

曜日・時限 火曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EU330304
開講学科等 工学部-環境科学科
教員名 榎本 博行
榎本 博行
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%a6%8e%e6%9c%ac%e3%80%80%e5%8d%9a%e8%a1%8c

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目的

環境技術を学ぶ上で,電磁気学の知識を要する分野が多々あります。「電磁気学」は,身のまわりでおきている現象を簡単に説明できるなど大変身近な学問です。また,現在のほとんどすべての機器や装置には電気・磁気現象を応用した技術が使われており,エレクトロニクス分野の基礎的な学問となっています。本講義では,いろいろな自然現象から電磁気学の基本法則(クーロンの法則やガウスの法則など)を導くとともに,静電界・磁界,マックスウェル方程式などを体系的に学び,電気・電子関連の諸問題を解けるようになることを目的としています。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 磁石と磁気 事前学修 教科書の36頁から40頁までをよく読み,わからない語句について調べ,授業中に質問できるように整理しておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
2 A,C 磁気と電流 事前学修 教科書の41頁から44頁までをよく読み,わからない語句について調べ,授業中に質問できるように整理しておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
3 A,C 電磁誘導 事前学修 教科書の45頁から46頁までをよく読み,わからない語句について調べ,授業中に質問できるように整理しておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
4 A,C 電磁誘導の応用 事前学修 教科書の46頁から50頁までをよく読み,わからない語句について調べ,授業中に質問できるように整理しておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
5 A,C 磁性体と磁気回路 事前学修 身のまわりの磁性体を一つ挙げ,磁性体について調べておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
6 C 磁界まとめ 事前学修 まとめの演習を行うので,十分に準備をしておく(6時間)。
事後学修 解答例を見て,解けなかった問題を復習する(2時間)。
7 A,C 電荷と静電界 事前学修 教科書の51頁から52頁までをよく読み,わからない語句について調べ,授業中に質問できるように整理しておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
8 A,C 電位 事前学修 電圧と電位の違いについて調べておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
9 A,C 導体と静電容量 事前学修 教科書の53頁から55頁までをよく読み,わからない語句について調べ,授業中に質問できるように整理しておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
10 A,C コンデンサの接続 事前学修 教科書の56頁から58頁までをよく読み,わからない語句について調べ,授業中に質問できるように整理しておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
11 A,C 誘電体 事前学修 身のまわりの誘電体を一つ挙げ,誘電体について調べておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
12 A,C 電磁波とマックスウェル方程式 事前学修 身のまわりの電磁波を一つ挙げ,電磁波について調べておく(1時間)。
事後学修 ノートを見ながら講義内容を復習し,課題レポートを作成する(3時間)。
13 C まとめ 事前学修 まとめの演習を行うので,十分に準備をしておく(6時間)。
事後学修 解答例を見て,解けなかった問題を復習する(2時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前入学生
〇修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-U-1-1】
 ・磁界に関する基礎的な事項を理解して説明することができる。
 ・静電界に関する基礎的な事項を理解して説明することができる。
〇修得する資質・能力:態度・志向力【DP-U-3-2】
 ・電気・電子に関する基礎的な事項を理解して,研鑽をつみ,基礎的な問題を計算することができる。
〇修得する資質・能力:創造力【DP-U-4-1】
 ・電気・電子に関する知識を活用して,応用的な問題にも取り組むことができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 20% 40% 30% 30% 100%
小テスト、小論文 50% 30% 30% 20% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 40% 30% 30% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 50% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 36% 27% 21% 16% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「電気電子の基礎」熊谷勉著,オーム社
参考書:「電磁気学の基礎」森夏樹,高野良紀,榎本博行共著,培風館

オフィスアワー

オフィスアワーの時間と場所は,毎週木曜日3限(13:25-15:10),A号館(新棟)3階教員室06です。それ以外の時間帯でも,わからないことがあれば聞きに来てください。ただし,学内外の用務のため,オフィスアワーでも教員室にいない場合があります。そのため,事前にh-enomot@oecu.jpにメールをして在室を確認してください。

その他

「基礎電気回路」を履修しておくことが望ましいです。
夏季休暇などを活用し,授業内容の理解をさらに深めるための学修時間を確保してください。
欠席回数が4回以上のもの,あるいは定期試験を受験しなかったものはE評価となります。
演習・レポート・小テストは授業内で解説し,採点後、返却します。定期試験の答案は返却しませんが,解答例を掲示して公表します。

実務経験のある教員による授業科目