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2025年度後期
論理回路2
曜日・時限
月曜日2時限
期別
後期
週時間数
2
ナンバリング
GP231004
開講学科等
情報通信工学部-情報工学科
教員名
早坂 昇
早坂 昇
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%97%a9%e5%9d%82%e3%80%80%e6%98%87
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目的
論理回路には,時間に関係しない回路と時間(入力系列)に依存する回路がある。前者を組み合せ論理回路と呼ぶのに対して,後者は順序論理回路と呼ばれる。順序論理回路では,これまでの入力から生成された論理動作の結果が内部状態として記憶されなければならない。本講義では,このような順序論理回路について,その解析と設計の手法をできるだけ平易に講述し適宜演習などを課しつつ理解させることを目的とする。また,順序論理回路の基本素子として用いられるフリップフロップの動作とそれを応用した種々の論理回路についても後述し基本情報技術者試験レベルの演習を課しつつ理解させることを目的とする。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A
順序論理回路とその解析
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(3時間)
事後学修
講義内容(特に順序論理回路)を復習すること(3時間)
2
A
状態遷移図・遷移表の簡単化
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(3時間)
事後学修
講義内容(特に状態遷移図・遷移表の簡単化)を復習すること(3時間)
3
A
順序論理回路の設計
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(3時間)
事後学修
講義内容(特に順序論理回路の設計)を復習すること(3時間)
4
A
フリップフロップの種類と特性方程式
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(3時間)
事後学修
講義内容(特にフリップフロップの種類と特性方程式)を復習すること(3時間)
5
A
応用方程式と入力方程式
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(2時間)
事後学修
講義内容(特に応用方程式と入力方程式)を復習すること(2時間)
6
A,C
1-5回の復習と演習(小テスト)
事前学修
1-5回の内容を復習すること(2時間)
事後学修
わからなかったところをよく復習しておくこと(2時間)
7
A
フリップフロップ応用回路の設計
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(2時間)
事後学修
講義内容(特フリップフロップ応用回路)を復習すること(2時間)
8
A
種々のレジスタの構成
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(2時間)
事後学修
講義内容(特に種々のレジスタの構成)を復習すること(2時間)
9
A
計数動作と2進,10進計数回路
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(2時間)
事後学修
講義内容(係数動作と2,10進計数回路)を復習すること(2時間)
10
A
N進計数回路の設計
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(2時間)
事後学修
講義内容(N進計数回路の設計)を復習すること(2時間)
11
A
論理回路のタイミング設計
事前学修
教科書の該当箇所をよく読んでおくこと(2時間)
事後学修
講義内容(特にタイミング設計)を復習すること(2時間)
12
A,C
7-11回の復習と演習(小テスト)
事前学修
7-11回の内容を復習すること(2時間)
事後学修
小テストの内容でわからなかったところをよく復習しておくこと(2時間)
13
I
学習到達度最終確認
事前学修
今までの内容をよく復習しておくこと(2時間)
事後学修
わからなかったところをよく復習しておくこと(2時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
到達目標は次の通りである。
1.順序論理回路と組み合わせ回路の違いを理解できる
2.種々のフリップフロップ回路を理解できる
3.状態遷移図・遷移表が理解できる
4.計数回路を理解し設計できる
5.論理回路のタイミング設計ができる
本科目に関連するディプロマ・ポリシー
◯2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
◯2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-P-1-1】,応用力【DP-P-2-2】
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
70%
60%
40%
100%
小テスト、小論文
30%
70%
30%
100%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
0%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
0%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
63%
37%
0%
0%
0%
100%
教科書・参考書
教科書:「論理回路の基礎(改訂版)」田丸啓吉著工学図書
オフィスアワー
月曜日5限 A-S245
その他
本科目は,「論理回路1」で講述された内容を基礎知識とするため,同科目を履修(修得)しておくことが望ましい.
授業内外の課題について,解答あるいは考え方を適宜解説する.
学習到達度最終確認は,希望があれば,解答例あるいは総評を適宜開示する.
実務経験のある教員による授業科目
ハードウェア設計およびソフトウェア開発に約3年間従事した実務経験を有する教員が、実際の製品開発における論理回路の役割や設計手法を踏まえながら指導する。また、製品開発のプロセスを実際の開発経験とともに紹介する。
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