2025年度前期電子機械実験1

曜日・時限 火曜日3時限,火曜日4時限 期別 前期 週時間数 4
ナンバリング EH330911
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 新関 雅俊
新関 雅俊
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%96%b0%e9%96%a2%e3%80%80%e9%9b%85%e4%bf%8a

教員情報データベースに遷移します

小川 勝史
小川 勝史
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%b0%8f%e5%b7%9d%e3%80%80%e5%8b%9d%e5%8f%b2

教員情報データベースに遷移します

目的

メカトロニクス技術の習得には機械、電気・電子、情報の3分野の深い理解が必要である。本実験ではこれまでに学んできた理論を実際の実験装置を通して現象として観察して、自らの手で触れることを目的とする。これらの実験を通して技術者・研究者として必要な実験計画の立て方、基本的な測定機器の操作方法、現象の測定や観察の方法、実験データの処理、理論の調査を行う方法を習得し、それらをもとに検討・考察をしてゆく方法を学び、説明できるようにする。なお、グループに分かれて実習を行うので、授業における実施テーマはグループごとに順序が変わる。【DP-H-3-1、-2、-3、-4, -5】

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A NCプログラミングの概要(講義) 事前学修 実験指導書を熟読しておく。グラフ用紙を用意しておき、自分がNC加工で製作したい形状を準備しておくこと。コンピュータの演習室のアカウントを確認して、すぐにログオンできる準備をしておく(2時間)。事前に配布した用紙に図柄案を指示に従って作成して、持参すること。この図案に従ってプログラムができるように頂点の座標の算出、円弧の中心位置・半径を求めて図に記入しておくこと。またわかる範囲でプログラムを作成しておくこと。作成したプログラムに誤りがないことを確認しておく(1時間)。
事後学修 NC工作機械について調査をしておく。工場などでの安全について注意しておくことをノートにまとめておくこと(1.3時間)。
2 C,E 旋盤実習I(引張試験片の加工) 事前学修 実験指導書を熟読しておく。実験にふさわしい服装を準備し、体調を十分に整えておく(1時間)。
事後学修 学会のホームページなどを参照し、学会で旋盤以外の工作機械について調査をしておく。工場などでの安全について注意しておくことをノートにまとめておくこと(1.3時間)。
3 C,E 引張試験・材料試験(1) 事前学修 実験指導書を熟読しておく。材料力学1・2で使用した教科書の引張試験に関する記述を読んでおく(1時間)。
事後学修 実験指導書を熟読しておく。材料力学1・2で使用した教科書の引張試験に関する記述を読んでおく(1.3時間)。
4 C 引張試験・材料試験(2)[レポート作成] 事前学修 実験指導書を熟読しておく。実験にふさわしい服装を準備し、体調を十分に整えておく(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.3時間)。
5 C 片持ちはり(1/2) 事前学修 実験指導書を熟読しておく。材料力学1・2で使用した教科書の引張試験に関する記述を読んでおく(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.3時間)。
6 C 片持ちはり(2/2)[レポート作成]
事前学修 実験指導書を熟読しておくこと。材料力学1・2で使用した教科書の引張試験に関する記述を読んでおく(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.3時間)。
7 C,E ネジ(1/2)
事前学修 機械要素設計の教材を持参し、事前にねじの章を予習しておくこと。実験指導書の実験項目の部分を読んでおく(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートの必要な部分を作成する。この実習で作成した資料は次回以後使用するので、なくさないように補間すること。(1.3時間)
8 C,E ネジ(2/2)[レポート作成]
事前学修 機械要素設計の教材を持参し、事前にねじの章を予習しておくこと(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートの必要な部分を作成する。(1.3時間)
9 C,E 周波数特性(1/2)
事前学修 実験指導書の実験項目の部分を読んでおく。レポートで事前に書くことができる部分をまとめておくこと(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.3時間)。
10 C,E 周波数特性(2/2)[レポート作成]

事前学修 実験指導書の実験項目の部分を読んでおく、実験指導書の実験項目の部分を読んでおく。前回作成したレポートの原稿を持参し、間違いを修正しておくこと。(1時間)
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.3時間)。
11 C,E モータ回路
事前学修 実験指導書の実験項目の部分を読んでおく(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.3時間)。
12 C,E DCモータ(1/2)
事前学修 事前に提供されている実験項目の教材を読んでおき、すぐに実習が行えるようにする(1時間)。
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.3時間)。
13 C,E DCモータ(2/2)
事前学修 実験指導書の実験項目の部分を読んでおく。前回作成したレポートの原稿を持参し、間違いを修正しておくこと。(1時間)
事後学修 指示に従ってレポートを作成する(1.4時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

○修得する資質・能力:知識・理解力,応用力,文章力【DP-H-1-1】【DP-H-2-1】
・卒業研究に向けて必要な実験の実施方法、レポート作成の方法を学ぶこと

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 70% 60% 20% 10% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 20% 10% 10% 60% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 48% 3% 17% 7% 25% 100%

教科書・参考書

実験開始前のガイダンスの際にに冊子を配布する。

オフィスアワー

金曜日5時限目および昼休みに質問等を受け付ける。

その他

・個別に作成したレポートは、その週のうちに内容を評価し、不備があるものについては不備内容を指摘をして返却をし、修正をした上で再提出をさせる。
・安全上、実験にふさわしい服装をしていない場合には実験に参加することはできない。安全上、実験に遅刻をし、実験の説明を受けていない学生は実験に参加することができない。実験装置などの都合で実験項目を変更する場合がある。

実務経験のある教員による授業科目