2025年度後期コンピュータ工学1

曜日・時限 木曜日3時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング EH230503
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 兼宗 進
兼宗 進
職務履歴

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、長瀧 寛之
長瀧 寛之
職務履歴

目的

電子機械工学に必須となるコンピュータの基本的な仕組み,2値信号によるデータ(数値と符号)の表現,ハードウェア、ソフトウェアの仕組みを理解する.本授業を履修することで、「電気・電子、計測・制御、情報・コンピュータの分野における基礎的な専門知識を有し、それらを適切に応用する能力を備える」力を養うことを目的とする。
〇 2024年度以降の入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
〇 2023年度以前の入学生
修得する資質・能力: コミュニケーション力 【DP-H-2-1】 【DP-H-2-2】
態度・志向力 【DP-H-3-1】
創造力 【DP-H-4-1】

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔A オリエンテーション、コンピュータの構成 事前学修 シラバスを読み、他のコンピュータ関連の授業との関係を調べておく。(2時間)
事後学修 自分が使ったことがあるコンピュータについて指示に従って調査をする。(2時間)
2 遠隔A データの数値表現 事前学修 授業内容の説明を受け、学習の補助となる書籍を調査しておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、2進法、色の種類、文字コードについてわからない単語等を調べておく。(2時間)
3 遠隔A 2値信号による数値と符号の表現(数値の表現、2進数、2の補数、浮動小数点数の表現)
事前学修 2進数と補数について調べておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、2進数と補数についてわからない単語等を調べておく。(2時間)
4 遠隔A 画像の符号化による数値表現
事前学修 画像データの種類について調べておく。(2時間)
事後学修 画像データの表現方法を復習し、画像形式、データサイズ、標本化・量子化についてわからない単語等を調べておく。(2時間)
5 遠隔A さまざまな数値表現による計算 事前学修 ビット、バイトについて調べておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、ビット、バイト、量子化、標本化、符号化、データ圧縮についてわからない単語等を調べておく。(2時間)
6 遠隔A 情報の伝達
事前学修 情報を伝達する方法を調べておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、二次元バーコードやQRコードで利用される誤り検出、誤り訂正等の用語を整理しておく。(2時間)
7 遠隔A ソフトウェアの仕組みと役割
事前学修 ソフトウェアとアルゴリズム、オペレーティングシステムの意味を調べておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、ソフトウェア、アルゴリズム、プログラムの実行、オペレーティングシステムの種類と役割についてわからない単語等を調べておく。(2時間)
8 遠隔A ソフトウェア開発
事前学修 ソフトウェア開発モデルを調べておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、ソフトウェア開発モデルと状態遷移図についてわからない単語等を調べておく。(2時間)
9 遠隔A ソフトウェアの設計図
事前学修 状態遷移図を復習しておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、状態遷移図とフローチャートについてわからない単語等を調べておく。(2時間)
10 遠隔A 組み込みシステムとモデル化とシミュレーション
事前学修 組み込みシステムと、モデル化とシミュレーションについて調べておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、組み込みシステムとモデル化とシミュレーションについてわからない単語等を調べておく。(2時間)
11 遠隔A データベース(1)
事前学修 データベースを調べておく。(2時間)
事後学修 授業を復習し、関係データベースと選択・射影・結合等の基本操作についてわからない単語等を調べておく。(2時間)
12 遠隔A データベース(2)
事前学修 SQLと正規化について調べておく。(4時間)
事後学修 授業を復習し、SQL、正規化、データベース管理システムについてわからない単語等を調べておく。(4時間)
13 遠隔A 情報システムとまとめ
事前学修 情報システムについて調べておく。(4時間)
事後学修 授業を復習し、情報システムと今後のコンピュータに関する学習の計画をたてる。(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

○修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-H-1-1】
メカトロニクスに必須となるコンピュータの基本的な仕組みを知り,2値信号によるデータ(数値と符号)の表現を使えるようにし,ハードウェア、ソフトウェアに関する基本的な知識を習得することを通して,コンピュータの動作原理を理解して説明できること.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 60% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 80% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 100% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 64% 16% 0% 20% 0% 100%

教科書・参考書

授業の中で必要に応じて指示する。

オフィスアワー

月曜日12:10~13:00 A号館3階S34教員室

その他

プログラミング基礎演習、コンピュータ演習1・2などのプログラミングに関する授業を並行して履修することが望ましい。
10回以上の出席と課題提出、期末試験を単位の条件とする(それ以外はE評価となる)。
レポート等については、次回以降の授業で全体または個別に返却・解説等を行う。

実務経験のある教員による授業科目

企業のソフトウェア研究所およびソフトウェア開発部門で15年間の実務経験を持つ教員が、その経験と専門性を活かして、実践的なソフトウェア開発について講義を行う。