2025年度前期工業力学及び演習2

曜日・時限 水曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EJ230102
開講学科等 工学部-機械工学科
教員名 阿南 景子
阿南 景子
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e9%98%bf%e5%8d%97%e3%80%80%e6%99%af%e5%ad%90

教員情報データベースに遷移します

目的

科学技術の発展は目覚しく、工学の基礎である力学は、この先に学習する材料力学、機械力学、流体力学、熱力学等の入門となる重要な科目である。本講義では、力学の範囲のうち、物体の運動と作用する力の関係、エネルギーについて、工学的な観点に基づいて理解することを目的としている。繰り返しの演習によって理解を深め、応用力を高める。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C ガイダンス
工業力学1の復習
事前学修 工業力学及び演習1の復習をしておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
2 A,C 剛体の回転運動と慣性モーメント 事前学修 テキスト第6章(66~70ページ)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
3 A,C 慣性モーメントの具体的計算 事前学修 テキスト第6章(70~77ページ)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
4 A,C 剛体の平面運動 事前学修 テキスト第6章(77~82ページ)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
5 A,C 角運動量 事前学修 テキスト第7章(7.2)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
6 A,C 偏心衝突、打撃中心 事前学修 テキスト第7章(7.4.3,7.4.4)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
7 A,C 第1回から第6回までのまとめと復習、小テスト及び解説 事前学修 テキストの演習問題を中心に多くの問題が解けるようにしておく(3時間)
事後学修 出来なかった問題を解けるようにしておく(2時間)
8 A,C 回転体の仕事とエネルギー
事前学修 テキスト第8章(8.1.4,8.2.4)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
9 A,C 回転体の動力

事前学修 テキスト第8章(8.3.2)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
10 A,C すべり摩擦と転がり摩擦 事前学修 テキスト第9章(9.1,9.2)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
11 A,C ベルトの摩擦 事前学修 テキスト第9章(9.3)を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
12 A,C てこ、滑車、輪軸 事前学修 テキスト第10章を読んで予習しておく(1.5時間)
事後学修 配布の問題を解く(3時間)
13 A,C 第8回から第12回までのまとめと復習、小テスト 事前学修 これまでの演習問題を中心に復習をしておく(3時間)
事後学修 出来なかった問題を復習する。定期試験に向けてすべての復習をする(2.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

機械の運動と慣性の法則、仕事とエネルギー運動量と力積、摩擦に関する機械工学エンジニアとしての基礎を身につける。
〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前入学生
〇修得する資質・能力:【DP-J-1-1】
(1)ニュートンの運動の3法則を理解し、力と運動の関係を求めることができる
(2)遠心力、向心力や剛体の慣性モーメントなどを理解し、計算ができる
(3)仕事と力学的エネルギー、動力について理解し、計算ができる
〇 修得する資質・能力: コミュニケーション力【DP-J-2-1】
(1)他者に理解してもらえるように,考え方を口頭あるいは文章で説明することができる.

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 30% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 40% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 60% 10% 5% 20% 5% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 74% 17% 2% 6% 2% 100%

教科書・参考書

教科書:「工業力学」青木弘・木谷晋(森北出版)

オフィスアワー

オフィスアワー:月曜日、5限、A号館2階教員室5
学内外の用務により不在にすることがある。質問等は他の時間帯でも随時受け付ける。

その他

・「工業力学及び演習1」を理解していることを前提とする。
・出席が2/3に満たないものはE評価とする。
・受講状況により進度を調整することがある。
・小テストは採点ののち返却し解説する
・定期試験の解答例は後日掲示する

実務経験のある教員による授業科目