2025年度後期工学基礎製図

曜日・時限 木曜日2時限 期別 後期 週時間数 0
ナンバリング
開講学科等 工学部-環境科学科
工学部-基礎理工学科 数理科学専攻
工学部-基礎理工学科 環境化学専攻
教員名 田中 孝徳
田中 孝徳
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%94%b0%e4%b8%ad%e3%80%80%e5%ad%9d%e5%be%b3

教員情報データベースに遷移します

目的

 設計図をはじめ様々な図面は,物体の形状、機能および材質などを間違いなく他人に伝える手段でエンジニアリングの分野で必要不可欠なものです。このため,製図は工学の世界の言語と言うべきもので,図面としての表現には,言語や文字と同じく定められた規則があります。この科目は高度な製図の表現を学ぶ第一段階として,立体形状や寸法の表わし方に関する製図の基礎的な規則を理解し,身に付けることを目的とします. 

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 対面授業AC ガイダンス、 「なぜ製図を学ぶのか?」、①線の用途と描き方 事前学修 教科書(p.1-p.20)を読んでくること.(2時間)
事後学修 線の種類と用途および文字について復習して理解するとともに,演習課題を完成させること.(2時間)
2 対面授業AC ②投影法・第三角法,立体図の演習課題1(基礎)、 ③立体図の演習課題2(応用) 事前学修 教科書(p.26-p.34)を読んでくること.(2時間)
事後学修 投影法・第3角法・立体図について復習して理解するとともに,演習課題を完成させること.(2.5時間)
3 対面授業AC  ④三面図の線の補充問題 事前学修 身の回りの工業製品の三面図について考えてみること.(2時間)
事後学修 三面図について復習して理解するとともに,演習課題を完成させること.(2.5時間)
4 対面授業AC ⑤三面図の演習課題 事前学修 身の回りの工業製品の三面図について考えてみること.(2時間)
事後学修 演習課題を完成させること.(2.5時間)
5 対面授業AC 製図のルールについてのまとめ+合格状況の確認 事前学修 これまでの学習内容についてふりかえり、製図のルールをまとめる.(3時間)
事後学修 未完成の演習課題を完成させること.(1.5時間)
6 対面授業AC ⑥寸法の記入法,寸法補助記号,演習課題「板」 事前学修 教科書(p.49-p.55)を読んでくること.(2時間)
事後学修 寸法の記入法,寸法補助記号について復習して理解するとともに,演習課題を完成させること.(2.5時間)
7 対面授業AC  ⑦演習課題「軸」 事前学修 これまでに学んだ製図の規則をふりかえる.(2時間)
事後学修 演習課題を完成させること.(2.5時間)
8 対面授業AC ⑧演習課題「V ブロック」 事前学修 これまでに学んだ製図の規則をふりかえる.(2時間)
事後学修 演習課題を完成させること.(2.5時間)
9 対面授業AC ⑨面取り記号の記入法,演習課題「軸部品」 事前学修 教科書(p.55)を読んでくること.(2時間)
事後学修 面取り記号の記入法について復習して理解するとともに,演習課題を完成させること.(2.5時間)
10 対面授業AC ⑩半径 R の記入法,演習課題「L 形金具」 事前学修 教科書(p.54)を読んでくること.(2時間)
事後学修 半径 R の記入法について復習して理解するとともに,演習課題を完成させること.(2.5時間)
11 対面授業AC ⑪ハッチング,演習課題「断面図」 事前学修 教科書(p.40-p.42)を読んでくること.(2時間)
事後学修 ハッチングの意味と記入法について復習して理解するとともに,演習課題を完成させること.(2.5時間)
12 対面授業AC ⑫演習課題「パッキン押え」+ファイル提出 事前学修 これまでの課題を整理する.(2時間)
事後学修 演習課題を完成させること.(2.5時間)
13 対面授業AC 総括と期末レポート試験課題の出題 事前学修 これまでの学習内容についてふりかえり、製図のルールをまとめる.(0.5時間)
事後学修 未完成の演習課題を完成させること.(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 2024年度入学生
  下記リンク先のカリキュラム・マップを参照.
     URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/

〇 2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解【DP-U-1-1~4】

・寸法の記入法,寸法補助記号などを覚えること。
・第三角法による三面図が理解できるようになること。
・基礎的な図面が正確に書けるようになること。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 15% 50% 50% 100%
小テスト、小論文 15% 50% 50% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 50% 50% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 60% 30% 50% 20% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 33% 45% 5% 17% 0% 100%

教科書・参考書

JISにもとづく 標準製図法(第15全訂版)  大西 清 (著) オーム社

オフィスアワー

授業当日の昼休み(実施教室あるいは教員室:A号館3階教員室08)
学内外の用務のため,オフィスアワーでも不在の可能性がある.

その他

・提出物は全て提出し合格する必要がある。
・合格状況は第5回と最後に確認を行うので,必ずファイリングしてまとめておくこと。
・第5回時点で①~⑤の課題を合格していないと後半の課題の採点はしない。
・出席回数が4回以下の場合、成績を E 評価とする。なお,出席の条件をクリアすれば,単位が認定されるということではない。
・遅刻 2 回で欠席 1 回に数えます。

実務経験のある教員による授業科目