2025年度前期現代社会と青年の心理

曜日・時限 月曜日2時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング GF110104,GP110104,KC110104,KD110104
開講学科等 工学部-建築学科
情報通信工学部-情報工学科
情報通信工学部-通信工学科
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 建築専攻
建築・デザイン学部-建築・デザイン学科 空間デザイン専攻
教員名 安達 未来
安達 未来
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e5%ae%89%e9%81%94%e3%80%80%e6%9c%aa%e6%9d%a5

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目的

本講義は、次のことを目的としている。
(1)現代社会の特徴や課題を考察する。
(2)青年期の発達やその特徴について心理学の理論や概念を習得し理解する。
(3)習得した理論や概念をもとに、現代社会に生きる青年の心理を考察し、諸問題の解決に向けた方法を理解する。
この授業は、現代社会のニーズを把握し問題点を抽出しながら、これからの社会を生き抜くうえで青年の抱える課題を、心理学的に把握するために必要である。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 遠隔A はじめに-現代社会の特徴と課題-
青年期とは-発達過程-
事前学修 シラバスと資料を読んでおく(1時間)
事後学修 最近のニュース、関心事をもとに現代社会の特徴を挙げる
青年期の発達の特徴を整理する
小テストを行う
ミニレポートを作成する(4時間)
2 遠隔A 青年期の特徴①-自由は幸せか- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 重要語句・理論を整理する
ミニレポートを作成する(3時間)
3 遠隔A 青年期の特徴②-ストレスとサポート- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 ストレスとサポートについて整理する
身の回りや日常生活をふりかえりながら解釈する
小テストを行う
ミニレポートを作成する(3時間)
4 遠隔A 青年期の特徴③-サポートの逆機能- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 身の回りや日常生活をふりかえりながら解釈する
ミニレポートを作成する(4時間)
5 遠隔A 青年期における友達とは①-友達と親友の違い- 事前学修 資料を読んでおく
友達の定義を考えておく(1時間)
事後学修 自らの友達関係について整理し、重要語句や理論をまとめる
親密な関係について整理する
小テストを行う
ミニレポートを作成する(3時間)
6 遠隔A 青年期における友達とは②-集団が陥るワナ- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 集団行動について整理する
ミニレポートを作成する(4時間)
7 遠隔A 青年期における対人魅力①-印象形成- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 印象形成について整理する
ミニレポートを作成する(3時間)
8 遠隔A 青年期における対人魅力②-人を好きになるとき- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 さまざなま理論や考え方を整理する
小テストを行う(4時間)
9 遠隔A 青年期における対人葛藤①-出会いと別れ- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 対人関係について整理する
身の回りや日常生活をふりかえりながら対人葛藤を解釈する
ミニレポートを作成する(3時間)
10 遠隔A 青年期における対人葛藤②-親密な関係の光と影- 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 親密な関係の光と影について整理する
身の回りや日常生活をふりかえりながら解釈する
小テストを行う
ミニレポートを作成する(4時間)
11 遠隔A 自尊心 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 自尊心とは何か、自己評価について整理する
小テストを行う
ミニレポートを作成する(4時間)
12 遠隔A 仮想的有能感と学校での相互比較 事前学修 資料を読んでおく(1時間)
事後学修 現代社会に生きる青年の課題について学校教育の観点から整理する
ミニレポートを作成する(4時間)
13 遠隔A 現代社会を生き抜くために 事前学修 資料を読んでおく
自ら現代社会において青年が抱える課題を設定し、これまでの授業をもとに考察しておく(1時間)
事後学修 現代社会に生きる青年の課題を孤独の観点から整理する
ミニレポートを作成する(4時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・青年期における発達課題とその特徴を説明することができる。
・青年期にまつわるさまざまなトラブルや問題行動の背景を、現代社会の特徴と課題をもとに読み取ることができる。
・青年期の抱える心理的社会的ストレスについて、心理学の理論や概念をもとに説明することができる。
本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
◆ 2024年度入学生
下記リンク先のカリキュラム・マップを参照。
URL:https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
◆ 2023年度以前の入学生
〇 修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力 【DP-U-1-1】【DP-P-1-1】【DP-F-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 50% 70% 30% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 50% 40% 60% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 55% 45% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

・教科書:なし
・参考書:「エピソードでわかる社会心理学  恋愛・友人・家族関係から学ぶ」 谷口淳一・西村太志・ 相馬敏彦・金政祐司 編著 北樹出版 (本学所蔵あり) 
     「対人関係のダークサイド」 加藤 司・谷口弘一 編著 北大路書房 (本学所蔵あり)
     「支えあう人と人  ソーシャル・サポートの社会心理学」 浦 光博 著  サイエンス社 (本学所蔵あり)

オフィスアワー

・月曜日12:40-13:30@教員研究室(A号館1階02)
・学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が不在の可能性があります。
 そのため、質問や相談がある人はなるべく事前にメールでアポイントをとってください。

その他

・この授業は13回すべて、遠隔・オンデマンドで実施します。(指定の動画視聴期間あり)
・動画を視聴し、指定の課題実施期間内に、各回の指示にしたがって、小テスト、ミニレポートを提出してもらいます。
・課題はMoodle上でフィードバックします。
・授業資料(PDF)はMoodleにアップします。

実務経験のある教員による授業科目

・高等学校で、非常勤講師(数学科)として勤務した経験をもつ教員が、教育や学校現場での実践例などを取り入れて講義・解説する。