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2025年度前期
基礎力学
曜日・時限
水曜日5時限
期別
前期
週時間数
2
ナンバリング
GP120201
開講学科等
情報通信工学部-情報工学科
教員名
小池 貴久
小池 貴久
職務履歴
目的
力学は物理学の根幹をなす学問であり,隣接する工学分野を学ぶ際にも必要となる基礎的な学問である。物体の運動を,数学を利用して定量的に把握し,現象を単純化して物体の運動の法則を明らかにする。この講義は,主に質点の力学の範囲内で,数式の扱いはやさしいものに限定し,物理的な理解に重点を置いて行う。力学を学ぶことで,物理学が単なる「暗記」科目ではなく,自然現象を正しく認識する方法を教えていることを認識することができる。
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
遠隔A,C
力学とは,1次元の運動の表し方1(等速直線運動)
事前学修
「位置,速度」について予習する(1.5時間)
事後学修
「等速直線運動」を復習する(3時間)
2
遠隔A,C
1次元の運動の表し方2(等加速度直線運動)
事前学修
「加速度」について予習する(1.5時間)
事後学修
「等加速度直線運動」を復習する(3時間)
3
遠隔A,C
落下運動
事前学修
「重力」について予習する(1.5時間)
事後学修
「落下運動」を復習する(3時間)
4
遠隔A,C
ベクトルの基礎
事前学修
「ベクトル」について予習する(1.5時間)
事後学修
「ベクトルの基礎」を復習する(3時間)
5
遠隔A,C
放物運動
事前学修
「落下運動」について予習する(1.5時間)
事後学修
「放物運動」を復習する(3時間)
6
遠隔A,C
運動の法則1(慣性の法則・運動方程式)
事前学修
「慣性」について予習する(1.5時間)
事後学修
「慣性の法則・運動方程式」を復習する(3時間)
7
遠隔A,C
運動の法則2(作用反作用の法則)
事前学修
「作用反作用」について予習する(1.5時間)
事後学修
「作用反作用の法則」を復習する(3時間)
8
遠隔A,C
垂直抗力と摩擦力
事前学修
「抗力」について予習する(1.5時間)
事後学修
「垂直抗力と摩擦力」を復習する(3時間)
9
遠隔A,C
運動方程式の適用
事前学修
「波動方程式の適用」について予習する(1.5時間)
事後学修
「運動方程式の適用」を復習する(3時間)
10
遠隔A,C
等速円運動
事前学修
「円運動」について予習する(1.5時間)
事後学修
「等速円運動」を復習する(3時間)
11
遠隔A,C
単振動
事前学修
「単振動」について予習する(2時間)
事後学修
「単振動」を復習する(3時間)
12
遠隔A,C
仕事とエネルギー
事前学修
「仕事とエネルギー」について予習する(2時間)
事後学修
「仕事とエネルギー」を復習する(3時間)
13
遠隔A,C
運動量と力積
事前学修
「運動量保存」について予習する(2時間)
事後学修
「運動量と力積」を復習する(3時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
(1)位置・速度・加速度を理解し,物体の運動を数学的に記述できる。
(2)ニュートンの運動法則を説明できる。
(3)物体に働く力を記述でき,運動方程式を立てて解くことができる。
(4)力学的エネルギー保存則から物体の運動を考察できる。
(5)物理的な考え方・科学的思考に基づき、物体の運動や自然現象のしくみを考察し説明できる。
本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
〇2024年度以降の入学生
以下のリンク先のカリキュラム・マップを参照
URL:https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
〇2023年度以前の入学生
修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-P-1-1】
創造力【DP-P-4-1】
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
0%
小テスト、小論文
60%
60%
20%
20%
100%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
20%
60%
20%
20%
100%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
20%
60%
20%
20%
100%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
60%
20%
0%
0%
20%
100%
教科書・参考書
教科書:「力学・要論と演習」原康夫著(東京教学社)
オフィスアワー
質問等がある場合,講義終了時に適宜受け付けます。
その他
〇受講する際の注意事項
(1)関数付き電卓を持参すること。
〇課題・レポートについて
提出された課題・レポートは内容を確認し、考え方や解答例などの解説を行う。
実務経験のある教員による授業科目
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