2025年度前期基礎電気回路

曜日・時限 火曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EH120301
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 月間 満
月間 満
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9c%88%e9%96%93%e3%80%80%e6%ba%80

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目的

 本授業では、電気回路に関する基礎的な計算能力を身につけることを目的とする。2年次以降に履修する電気系科目では、これらを習得しているものとして講義が進められるため、確実に習得していただきたい。
 高校で「物理」の授業を選択したかどうかに関わらずに習得できるよう、基礎事項の説明や簡単な測定を通してイメージをつかみ、計算演習を繰り返すことで計算力を身につけるという授業構成である。
計算力は、実際に自分でノートに書いて計算しないと身に付かない。是非とも、ちゃんと取り組んで、回路計算の基礎の基礎を身につけていただきたい。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C ガイダンス
数学の基礎、SI単位系
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.4-9、10~23)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 配布プリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
2 A,C 抵抗とオームの法則
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.40-43)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 今回の実験結果を振り返り、課題に取り組むこと(2.3時間)。
3 A,C 抵抗と導電率
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.43-45)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 今回の実験結果を振り返り、課題に取り組むこと(2.3時間)。
4 A, C 合成抵抗と直並列回路
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.46-49)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 配布プリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
5 A,C 計算演習
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 合成抵抗と直並列回路の計算方法を復習すること(2.3時間)。
事後学修 配布プリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
6 C ここまでの復習と、計算能力の確認
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 ここまでの学習内容をもう一度復習し、苦手な問題を解きなおすこと(2.3時間)。
事後学修 本日の問題で、できなかったところをもう一度解き直す(2.3時間)。
7 A, C 分圧と分流
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.50-59)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 配布されたプリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
8 A,C 計器と内部抵抗
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.59-61)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 配布されたプリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
9 A, C 電流による発熱作用
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.62-65)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 配布されたプリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
10 A, C 回路網の計算
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.70-77)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 配布されたプリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
11 A, C テブナンの定理
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.78-83)を読んで、ノートにまとめる(2.3時間)。
事後学修 配布されたプリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
12 A, C ブリッジ回路とΔY変換
(講義内容の理解度を調べる小テスト)
事前学修 テキスト(P.84-89)を読んで、理解できな箇所を明確化する(2.3時間)。
事後学修 配布されたプリントを読み直し、できなかった問題を解き直す(2.3時間)。
13 C 総復習と総合演習 事前学修 これまでの内容を見返すこと(2.3時間)
事後学修 間違えた演習問題を中心に解き直す(2.3時間)。

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

<到達目標>
・直流回路の電流、電圧の意味を理解し説明できる
・オームの法則やキルヒホッフの法則、重ね合わせの定理やテブナンの定理を使って計算ができる

<科目に関するディプロマポリシー>
〇2024年度入学生
  下記リンク内のカリキュラムマップ参照
   URL: https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
〇2023年度以前の入学生
  修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-H-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 40% 70% 30% 100%
小テスト、小論文 20% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 40% 90% 10% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 教室の黒板を使っての解答発表(挙手制)::::::::::::::: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 80% 20% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「電気回路教本」橋本洋志著オーム社
    ※この教科書は、電気回路1および電気回路2でも使用する。
   詳しく書かれているので予習復習に活用できる。

オフィスアワー

・質問や問合せ等は、メールやSlackにて、随時受け付けます。
  【メールの宛先: tsukima@osakac.ac.jp】
・直接教員室へ来る場合は以下のオフィスアワーを利用して下さい
 (但し、不在の場合もあるため、事前予約が望ましい)。
  【毎週木曜日、13:00-14:30 A棟33室】

その他

・電気回路計算は基本です。必ず、専用のノートを用意し、実際に解くことで習得しましょう。
・小テストについては実施直後に答え合わせを行う
・定期試験の答案返却や解答例については,要求があれば対応する
・本授業では教え合いを推奨しています。演習中は、得意な学生が苦手な学生に教えるようにしてください。

実務経験のある教員による授業科目

本講座は、電機メーカにて実務経験のある教員が行う授業である。本講座で学ぶ内容が実社会のどのような製品のどのような業務に役立つのか、学習内容の重要性が理解できるよう事例を交えて解説する。