1 |
対面講義:A,C |
テーマ:講義ガイダンス、音響学の基礎 (1) 音に関する基本知識を学ぶ。また、本講義で利用する数学的な基礎知識も復習する。
キーワード:三角関数、指数関数、対数関数、オイラーの公式、音の基本式、音速、波長、周波数 |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 特に、高校物理における音速、周波数、波長の関係式を復習しておくこと。 また、数学のうち、三角関数、対数関数、複素数、微分、積分を復習しておくこと (微積分に関しては、偏微分、重積分も復習し、初等関数の微積分も復習しておくこと)。
教科書:第1章、付録 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
2 |
対面講義:A,C |
テーマ:音響学の基礎 (2) 音に関する物理現象のうち、音の伝搬に関する事項を学習する。
キーワード:音波の伝搬、波面、平面波、球面波、音の強さレベル、音圧レベル、可聴周波数、音波の減衰、音波の屈折、音波の反射、定在波、音波の回折 |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第1章、第8章
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事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
3 |
対面講義:A,C |
テーマ:音響学の基礎 (3) 音に関する物理現象のうち、振動現象と関連する事項を学習する。
キーワード:音速、粒子速度、単振動、共振現象、エネルギー保存則、ヘルムホルツ共鳴器、音響インピーダンス |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第8章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
4 |
対面講義:A,C |
テーマ:音の周波数解析 音波の周波数解析の方法 (フーリエ解析) を学ぶ。
キーワード:音の時間波形、音響信号の分類、音の周波数スペクトル、フーリエ級数展開、フーリエ変換、白色雑音 |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第1章、第9章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
5 |
対面講義:A,C |
テーマ:理解度確認テスト (1) 第1~4回講義の内容の理解度確認テストおよび解説 |
事前学修 |
◆第1~4回講義の復習 (3時間) 用語の理解、解説した式を用いた計算練習、音声波形・音声スペクトルの作図などの復習
*計算練習、作図に関しては、資料を見るだけでなく、 自身の手を動かして計算、作図すること。 |
事後学修 |
◆確認テストおよび講義内容の復習 (3時間) 確認テストの内容の復習、特に解けなかった問題に関して復習、本時で解説した内容の復習 |
6 |
対面講義:A,C |
テーマ:聴覚と音声 音を聞く仕組み、発声の仕組みを学習する。
キーワード:方向知覚、両耳間強度差、両耳間時間差、頭部伝達関数、外耳、中耳、内耳、 音の3要素、声帯、声道、有声音、無声音、調音器官、基本周波数、フォルマント周波数
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事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:(聴覚) 第2章、(音声) 第4章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
7 |
対面講義:A,C |
テーマ:室内音響と騒音 室内における音の伝搬の様子と評価方法を学ぶ。 また、騒音の計測方法および遮音に関して学ぶ。
キーワード:音場、直接音、反射音、吸音率、反射率、残響時間、セイビンの式、室内インパルス応答、騒音計、A特性フィルタ、遮音、質量則 |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第6章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
8 |
対面講義:A,C |
テーマ:音の収録、再生技術 マイクロホンおよびスピーカに関して、その原理と性能評価方法について学ぶ。また、オーディオケーブルの基礎を学ぶ。
キーワード:電気音響変換器、動電型マイクロホン、静電型マイクロホン、感度、周波数特性、指向性、動電型スピーカ、エンクロージャ、出力音圧レベル、最低共振周波数、定格インピーダンス、定格電力、ケーブル端子、電気インピーダンス
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事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第3章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
9 |
対面講義:A,C |
テーマ:理解度確認テスト (2) 第6~8回講義の内容の理解度確認テストおよび解説 |
事前学修 |
◆第6~8回講義の復習 (3時間) 用語の理解、解説した式を用いた計算練習、音声波形・音声スペクトルの作図などの復習
*計算練習、作図に関しては、資料を見るだけでなく、 自身の手を動かして計算、作図すること。 |
事後学修 |
◆確認テストおよび講義内容の復習 (3時間) 確認テストの内容の復習、特に解けなかった問題に関して復習、本時で解説した内容の復習 |
10 |
対面講義:A,C |
テーマ:音のディジタル処理 (1) 音響信号のディジタル化の方法について学習する。
キーワード:標本化、標本化定理、エイリアシング、量子化、量子化雑音、AD変換、DA変換 |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第9章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
11 |
対面講義:A,C |
テーマ:音のディジタル処理 (2) ディジタルシステムのふるまいを、線形時不変システムを通じて学ぶ。 また、畳み込み、周波数特性を基本とするシステムの解析手法も学習する。
キーワード:移動平均フィルタ、ブロック図、畳み込み、インパルス応答、線形性、時不変性、因果性、周波数特性、z変換、伝達関数 |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第9章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
12 |
対面講義:A,C |
テーマ:音のディジタル処理 (3) ディジタル信号に対する周波数解析方法、およびディジタルフィルタの設計法を学ぶ。
キーワード:離散時間フーリエ変換、離散フーリエ変換、窓関数、理想ローパスフィルタ、直線位相フィルタ |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (2時間) 教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第9章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (2時間) 用語の理解および取り扱った式による計算練習
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |
13 |
対面講義:A,C |
テーマ:講義の総評 本講義のまとめを行い、その後、最新の音響技術を一部紹介する。
キーワード:サラウンド音響システム、マイクロホンアレイ、ブラインド音源分離、アクティブノイズコントロール、音響エコーキャンセラ |
事前学修 |
◆授業計画中のキーワードに関する学習 (4時間) 第1~12回講義の内容を復習すること。 また、教科書、各種文献、あるいはホームページなどを利用し、キーワードの内容を調べること。
教科書:第3章 |
事後学修 |
◆講義内容の復習 (4時間) ・第1~12回講義の内容を再度復習すること (用語の理解および取り扱った式による計算練習)。 ・第13回講義の内容を復習すること。
*計算練習に関しては、必ず自身の手で行うこと。 *用語に関しては、身近な例などを挙げて、自身で説明できるようにすること。 |