2025年度後期機械材料学

曜日・時限 水曜日3時限 期別 後期 週時間数 2
ナンバリング EJ330213
開講学科等 工学部-機械工学科
教員名 田代 徹也
田代 徹也
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%94%b0%e4%bb%a3%e3%80%80%e5%be%b9%e4%b9%9f

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目的

機械部品やその製造装置などのあらゆる機器の機能限界は種々の機械材料の特性に負うところが大きい。新しい機能・特性を有する機械部品の設計や製造を可能とするためには材料の知識が必要となる。本講義では、鉄鋼材料を中心として基礎的な材料の専門知識を学び、材料の特性を理解できるようになることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 授業内容の説明
材料と人間社会
材料の結晶構造
事前学修 シラバスを読んでおく。(1時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(2時間)
2 A 原子の充填率 事前学修 教科書の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(2時間)
3 A 原子間距離 事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(3時間)
4 A 格子欠陥 事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(3時間)
5 A 平衡状態図(2元系金属) 事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(3時間)
6 A 平衡状態図(その他合金) 事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(2時間)
7 A 前半の総括 事前学修 分からないことを整理し、次回に質問する。(2時間)
事後学修 これまでの内容を理解しておく。(3時間)
8 A 転位 事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、復習する。(3時間)
9 A 材料各論
鉄鋼材料の平衡状態図
事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(3時間)
10 A 材料各論
鉄鋼材料の組織変化
事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(3時間)
11 A 材料各論
鉄鋼材料の熱処理および組織変化
事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(3時間)
12 A 材料各論
非鉄金属、複合材料
事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
分からないことを整理し、次回に質問する。(2時間)
13 A 総括 事前学修 教科書、配布資料の該当箇所を読んでおく。(2時間)
事後学修 教科書、配布資料の復習。
これまでの内容をふり返る。(3時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇修得する資質・能力:知識・理解力,応用力【DP-J-1-1】
・機械材料として用いられる種々の材料の微視的構造と材料特性との関係を説明することができる。
・金属の平衡状態図を説明することができる。
・製品を製作するときに、機械部品に要求される機能を満たす適切な材料を選択することができる。
〇修得する資質・能力:姿勢・態度【DP-J-3-4】
・質疑や課題に対し、自ら調査し、提出した内容について説明することができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 70% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 20% 90% 10% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 10% 70% 30% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 81% 19% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「図でよくわかる機械材料学」渡辺義見他、コロナ社

オフィスアワー

月曜日4限 A号館2階教員室6
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

当日欠席により課題提出が遅れる場合は、事前に受け付けます。

実務経験のある教員による授業科目

企業における設計経験や工業高等専門学校の機械工学科で工作機械の実習指導等の経験のある教員が、設計時および製造時に必要な知識である材料の性質を理解できるように、機械材料の基本的な事項について解説していく。