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2025年度前期
カラービジョン
曜日・時限
木曜日2時限
期別
前期
週時間数
2
ナンバリング
GP331503
開講学科等
情報通信工学部-情報工学科
教員名
西 省吾
西 省吾
職務履歴
https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e8%a5%bf%e3%80%80%e7%9c%81%e5%90%be
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目的
現代社会ではスマートフォンや高精細ディスプレイ,プロジェクター,カラープリンターなど多彩な色彩技術を活用したデバイスが広く普及している.さらに,VR/AR,メタバース,AIを活用した画像処理技術の発展により,私たちの色彩環境はますます豊かで精緻なものになりつつある.そのため,実環境で見た物体の色とディスプレイや印刷物などで再現された色の違いを理解し,適切に管理することがさまざまな分野で重要視されている.
色彩を正しく伝える技術の習得は,現代の情報社会において欠かせない要素である.本講義では,カラービジョン(色覚)の生理・心理的側面に留まらず,工学的な視点から色彩を学び,実社会で応用できる力を養うことを目的とする.そのために,色彩工学や色彩情報処理の観点から色の仕組みや活用方法を体系的に学ぶ.
授業計画
授業回
形式
学修内容
学修課題
1
A
人間の視覚系の構造と機能
事前学修
シラバスを読んで授業の目的を理解し,学修内容について下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,人間の視覚系についてノートに整理し復習する(3時間)
2
A
明るさと色覚のメカニズム
事前学修
配布資料を読んで,色覚のメカニズムについて下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,色覚のメカニズムについてノートに整理し復習する(3時間)
3
A
光源と物体表面の特性
事前学修
配布資料を読んで,光源と物体表面の反射特性について下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,光源と物体表面の反射特性についてノートに整理し復習する(3時間)
4
A, C
理解度確認演習
事前学修
第1回目から第4回目までの講義内容を復習する(2時間)
事後学修
解答例と照らし合わせながら,理解が不十分であった項目を復習する(3時間)
5
A
色彩の心理
事前学修
配布資料を読んで,色彩と心理の関連性について下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,色彩の心理についてノートに整理し復習する(3時間)
6
A
カラーオーダーシステムによる表色
事前学修
配布資料を読んで,カラーオーダーシステムについて下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,カラーオーダーシステムでの色の表し方についてノートに整理し復習する(3時間)
7
A
色名による表色
事前学修
配布資料を読んで,色名について下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,色名による色の表し方についてノートに整理し復習する(3時間)
8
A
色の数量化と測色理論
事前学修
配布資料を読んで,色の数値化と測色の原理について下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,測色についてノートに整理し復習する(3時間)
9
A
混色系による表色
事前学修
配布資料を読んで,混色について下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,混色系による色の表し方についてノートに整理し復習する(3時間)
10
A
CIE-XYZ表色系
事前学修
配布資料を読んで,XYZ表色系ついて下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,XYZ表色系と活用法についてノートに整理し復習する(3時間)
11
A
均等色空間と色差
事前学修
配布資料を読んで,均等色空間ついて下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,均等色空間での色の活用法についてノートに整理し復習する(3時間)
12
A
カラーデバイスと色彩情報の活用
事前学修
配布資料を読んで,カラーデバイスについて下調べをしておく(2時間)
事後学修
講義を振り返り,カラーデバイスの仕組みと活用法についてノートに整理し復習する(3時間)
13
A, C
総括
事前学修
これまでの講義内容を復習しておく(2時間)
事後学修
理解が不十分な項目を重点的に復習し,定期試験の準備を整える(2時間)
授業形式記号
A:一斉授業(通常の講義)
B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
C:体験、実験、実習、演習など
D:調査 分析、解析など
E:ものづくり、作品制作
F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
G:プレゼンテーション
H:地域・企業 連携型学習
I:その他
到達目標
到達目標は以下の通りである.
修得する資質・能力:知識・理解力【DP-P-1-1】
(1)色覚のメカニズムを理解できる.
(2)色彩の様々な扱い方法について理解出来る.
(3)色彩の評価について理解出来る.
(4)色彩の工学的応用が多岐にわたることを理解出来る.
修得する資質・能力:汎用的技能【DP-P-2-2】
(5)色彩の管理・活用が出来る.
評価方法と評価観点
評価方法
配点合計
知識・理解力
応用力
コミュニケーション力
態度・志向性
創造力
合計
定期試験またはレポート試験
60%
80%
20%
100%
小テスト、小論文
30%
80%
20%
100%
グループワーク
0%
プレゼンテーション
0%
レポート、宿題
10%
80%
20%
100%
授業での姿勢(ノート、質疑など)
0%
作品、パフォーマンス(実技、実演)
0%
その他1(具体的に:
0%
その他2(具体的に:
0%
100%
80%
20%
0%
0%
0%
100%
教科書・参考書
教科書:
なし。適宜資料を配布する。
参考書:
「色彩工学入門」~定量的な色の理解と活用~,篠田博之,藤枝一郎著,森北出版
「産業色彩学」納谷嘉信著,朝倉書店
「色彩工学」(第2版)大田登著,東京電機大学出版
オフィスアワー
水曜日17:00~18:30,A号館2階12号室
学内外の用務のため,オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。
その他
理解度確認演習は内容を確認し返却する。解答例は資料配布用フォルダに公開する。
実務経験のある教員による授業科目
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