2025年度前期力学2

曜日・時限 火曜日3時限 期別 前期 週時間数 2
ナンバリング EH220202
開講学科等 工学部-電子機械工学科
教員名 田中 宏明
田中 宏明
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e7%94%b0%e4%b8%ad%e3%80%80%e5%ae%8f%e6%98%8e

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目的

「力学1・演習」で養った力学的な考え方や知識をもとに、さまざまな物体の運動に対してさらに進んだ理解を得ることと目的としている。この科目を学修することにより、機械のメカニズムや動作に対して力学的な見地から理解を深めることが出来る。また、力学を通じて機械の分野における基礎的な専門知識を得ることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A,C 力学の意義
単位系
質量と重さ
位置と変位
速度と加速度
運動の法則
事前学修 教科書「1.直線運動」「2.ベクトル」の例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
2 A,C 運動の法則
力と合力
力のつりあい
作用・反作用の法則
力の合力と分解
事前学修 教科書「3.平面運動」「4.力と運動1」の例題を解いてくること。
教科書「5.力と運動2」の例題を解いてくること。
【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
3 A,C 仕事とエネルギー
位置エネルギー
事前学修 教科書「7.仕事とエネルギー」における位置エネルギー例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
4 A,C 仕事とエネルギー
運動エネルギー
事前学修 教科書「7.仕事とエネルギー」における運動エネルギー例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
5 A,C 仕事とエネルギー
弾性エネルギー
事前学修 教科書「7.仕事とエネルギー」における弾性エネルギー例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
6 A,C 力学的エネルギー保存則
摩擦力のする仕事と熱の発生
事前学修 教科書「7.仕事とエネルギー」における力学的エネルギー保存則の例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
7 A,C 仕事率、熱量と仕事 事前学修 教科書「7.仕事とエネルギー」における仕事率に関する例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
8 A,C 運動量と力積 事前学修 教科書「8.運動量と力積」における運動量と力積の例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
9 A,C 外力と内力
運動量保存則
事前学修 教科書「8.運動量と力積」における運動量保存則の例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
10 A,C 運動量保存則とその応用 事前学修 教科書「9.質点系の力学と衝突」における運動量保存則の例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
11 A,C はね返り係数 事前学修 教科書「9.質点系の力学と衝突」におけるはね返り係数の例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
12 A,C 運動量保存則とはね返り係数 事前学修 教科書「9.質点系の力学と衝突」における運動量保存則とはね返り係数の例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】
13 A,C 重心
力のモーメント
質点系の運動
事前学修 教科書「9.質点系の力学と衝突」における重心および力のモーメントの例題を解いてくること。【2.3時間】
事後学修 講義内容を復習し、関連する演習問題を自分で解くこと。【2.3時間】

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇2023年度以前入学生
修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-H-1-1】
1.「力学1・演習」を復習し、演習問題を解くことにより、より理解を深めることが出来る。
2.仕事とエネルギーの関係およびエネルギー保存則が理解して説明できる。
3.運動量の変化がその間に働いた外力の力積に等しいことを理解して説明できる。
4.重心と力のモーメントが理解して説明できる。
5.衝突と運動量保存則が理解して説明できる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 100% 60% 40% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 60% 40% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「力学要論と演習」原康夫著(東京教学社)

オフィスアワー

授業期間中のオフィスアワーの開設時間は、木曜日、16:00-17:00、場所は、新棟3階教員室28です。ただし、学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

小テストについては、次回以降の授業で解説等を行う。
欠席回数が5回以上の者は、E評価とする。
卒業再試験は行わない。
「力学1・演習」を履修しておくこと。

実務経験のある教員による授業科目

メーカーの生産技術部門で勤務経験のある教員が、その経験を活かして、力学の基本的な知識と技術についてと実際の物理現象への適用について講義する。