1 |
A,C |
電磁気学の基礎となるベクトルの取り扱いについて、その基礎事項を説明する。特にベクトルの太文字による表記法と単位ベクトルの性質に注意する。 |
事前学修 |
ベクトルの解析的表示を予習のこと(2時間)。 |
事後学修 |
べクトルの解析的表示による計算を例題により習熟する(2時間)。 |
2 |
A,C |
ベクトルのスカラ積(内積)とベクトル積(外積)について説明する。 |
事前学修 |
ベクトルの解析的表示と基本的な計算法を復習のこと(2時間)。 |
事後学修 |
ベクトルのスカラ積(内積)とベクトル積(外積)について例題により習熟する(2時間)。 |
3 |
A,C |
べクトル界とべクトル関数、およびスカラ界とスカラ関数の勾配について説明する。 |
事前学修 |
ベクトル関数とスカラ関数の概念を調べること(2時間)。 |
事後学修 |
スカラ関数の勾配について例題により習熟する(2時間)。 |
4 |
A,C |
ベクトル界の発散の回転について説明する。 |
事前学修 |
ベクトル界の発散の回転について予習のこと(2時間)。 |
事後学修 |
ベクトル界の発散の回転について例題により理解を深める(2時間)。 |
5 |
A,C |
ベクトル界を用いたクーロン力の一般的な表現について述べる。 |
事前学修 |
ベクトルの解析的表示とクーロンの法則の基礎事項を復習のこと(2時間)。 |
事後学修 |
クーロン力のベクトルを用いた解析的表示について例題により理解を深める(2時間)。 |
6 |
A,C |
ベクトル界を用いた電界の一般的な表現方法について述べる。 |
事前学修 |
電界のクーロン力による計算法を復習のこと(2時間)。 |
事後学修 |
電界のベクトルを用いた解析的表示について例題により理解を深める(2時間)。 |
7 |
A,C |
電界と電位の関係をベクトル界とベクトル解析を用いて説明する。 |
事前学修 |
電界と電位の関係を復習のこと(4時間)。 |
事後学修 |
電界と電位のベクトル解析による計算を例題により理解を深める(4時間)。 |
8 |
A,C |
微小な電荷による電界や電位を電荷が存在する領域にわたって積分して、より複雑な形状の電荷に対する電界や電位を求める方法を述べる。 |
事前学修 |
点電荷による電位や電界の計算を復習のこと(2時間)。 |
事後学修 |
より複雑な形状の電荷に対する電界や電位を求める方法を例題により理解を深める(2時間)。 |
9 |
A,C |
微小な電荷による電界や電位を積分して電界や電位を求める方法を述べ、無限平板や無限長直線電荷による電界や電位の関係を示す。 |
事前学修 |
無限平板や無限長直線電荷による電界や電位を復習のこと(2時間)。 |
事後学修 |
無限平板や無限長直線電荷による電界や電位の計算を例題により理解を深める(2時間)。 |
10 |
A,C |
ガウスの定理の微分形を説明し、電位と電界の関係からさらに、ラプラス・ポアソンの方程式を導出し、静電界における電位と電荷密度の根本的な関係の成り立ちについて述べる。 |
事前学修 |
ラプラス・ポアソンの方程式について調べておくこと(2時間)。 |
事後学修 |
ラプラス・ポアソンの方程式の導出について、を例題により理解を深める(2時間)。 |
11 |
A,C |
電位と電荷密度の関係について、円筒座標系および極座標系におけるポアソン・ラプラスの方程式の導出を行う。また、円筒状に線対称、あるいは球状に点対称な電荷分布の場合に、それぞれこれらの座標系におけるポアソン・ラプラスの方程式が成立することを述べる。 |
事前学修 |
円筒座標および極座標について予め調べておくこと(2時間)。 |
事後学修 |
円筒座標および極座標におけるポアソン・ラプラスの方程式の導出について例題により理解を深める(2時間)。 |
12 |
A,C |
電位と電荷密度の関係について円筒座標系および極座標系において前回導出したポアソン・ラプラスの方程式を用いて、電荷密度の分布から直接電位と電界を微分方程式の解として数学的に導出する方法を示す。 |
事前学修 |
微分方程式の概念を調べること(2時間)。 |
事後学修 |
円筒座標および極座標におけるポアソン・ラプラスの方程式の解法について、例題により理解を深める(2時間)。 |
13 |
A,C |
今まで全体の復習を行う。 |
事前学修 |
今まで学んだ内容や例題を全般的に復習のこと(4時間)。 |
事後学修 |
本科目で学んだ内容をさらに例題により理解を深める(4時間)。 |