2025年度前期後半電磁気学1

曜日・時限 月曜日2時限,金曜日3時限 期別 前期後半 週時間数 2
ナンバリング EE230203
開講学科等 工学部-電気電子工学科
教員名 海老原 聡
海老原 聡
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%b5%b7%e8%80%81%e5%8e%9f%e3%80%80%e8%81%a1

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目的

電磁気学は電気・電子工学全体の基盤となる学問であるだけでなく,身の回りでおきている現象が電磁気学で簡単に説明できるなど大変身近な学問でもある。「電磁気学1」では,基礎専門科目「基礎電磁気学・演習」で学習した内容を発展させ,ベクトル,微分および積分の数学的な知識をもとにして,電磁気学は「場(界)」を扱う学問であることを認識しながら電磁気学の諸現象の理解を深める。とくに,「電磁気学1」では,時間変化のない,静電界を対象とする。この科目は知識・理解力、応用力 【DP-E-1-1】の養成につながる。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 1章1.1電荷、1.2電荷に働く力 事前学修 シラバスをよく読んでから、授業目的等を理解する。(2.5時間)
事後学修 教科書1.1節に関する指定問題を解くこと(2.5時間)
2 A 1章1.2電荷に働く力 事前学修 教科書1.2節をよく読んでくること。(2.5時間)
事後学修 教科書1.2節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
3 A 2章2.1電界と電荷に働く力、2.2複数の点電荷による電界 事前学修 教科書2.1節、2.2節をよく読んでくること。(2.5時間)
事後学修 教科書2.1節、2.2節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
4 A 2章2.3電気力線 事前学修 教科書2.3節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書2.3節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
5 A 2章2.4電気力線とガウスの定理 事前学修 教科書2.4節をよく読むここと。(2.5時間)
事後学修 教科書2.4節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
6 A 2章2.5電界と電位 事前学修 教科書2.5節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書2.5節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
7 A,C 第1回総合問題演習
(1~6回目の授業内容を問題演習を通じて総点検する)
事前学修 1~6回目の授業内容をよく復習して臨むこと。(2.5時間)
事後学修 出題された問題を教科書等を見ながら再度解くこと。(2.5時間)
8 A 2章2.6一様でない電界と電位 事前学修 教科書2.6節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書2.6節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
9 A 2章2.73次元空間で変化する電界と電位 事前学修 教科書2.7節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書2.7節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
10 遠隔A 2章2.8ガウスの定理と発散 事前学修 教科書2.8節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書2.8節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
11 A 3章3.1静電容量、3.2コンデンサの接続 事前学修 教科書3.1節、3.2節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書3.1節、3.2節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
12 A 4章4.1誘電体と誘電率、4.2分極、誘電体に関する問題演習 事前学修 教科書4.1節、4.2節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書4.1節、4.2節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)
13 A 4章4.3電束密度 事前学修 教科書4.3節をよく読むこと。(2.5時間)
事後学修 教科書4.3節に関する指定問題を解くこと。(2.5時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

〇 修得する資質・能力:知識・理解力、応用力
1.電界の概念を理解でき、説明できること
2.電界と電位の関係が勾配gradを用いて表現されることを理解でき、説明できること
3.電荷量と電界が発散divを用いて表現されることを理解でき、説明できること
4.電界に関する標準問題が解けること

本科目に関連するディプロマ・ポリシー項目
〇 2024年度入学生
修得する資質・能力:
 専門知識・技能を修得し、実践する力【DP-E-1】
 自らを律し、学び続ける力【DP-E-5】
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/engineering/eee/

〇 2023年度以前の入学生
   修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-E-1-1】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 50% 80% 20% 100%
小テスト、小論文 20% 80% 20% 100%
グループワーク 0%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 20% 80% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 10% 80% 20% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 80% 20% 0% 0% 0% 100%

教科書・参考書

教科書:「2段階方式で学ぶわかる電磁気学」、松浦秀治、海老原聡、前川泰之著、ムイスリ出版

オフィスアワー

(授業期間中)火曜日、9:00-10:30、A号館3階教員室42です。
授業期間外、あるいはオフィスアワーの時間以外に質問などがある場合は、あらかじめアポイントメントを取ること。アポイントメントは、メール:ebihara@osakac.ac.jpにて行う。
基礎電磁気学・演習を修得していることを前提として講義を行います。
本科目はクォータ科目であり、週2回行います。

その他

試験については、学生の要望に応じて適宜解答を解説する。 

・(注意)本講義は実務経験による電気主任技術者免状取得に関わる認定に必要な科目(科目区分:理論)である。当該科目区分の認定資格を受けたい学生は必ず修得する必要がある(※対象は2019年度以降の電気電子工学科入学者)。

実務経験のある教員による授業科目

(該当なし)