2025年度通年集中卒業研究

曜日・時限 不定期その他 期別 通年集中 週時間数 4
ナンバリング GF430502
開講学科等 情報通信工学部-通信工学科
教員名 木原 満
木原 満
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%9c%a8%e5%8e%9f%e3%80%80%e6%ba%80

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目的

指導教員の指導の下で、特定のテーマについて、理論・実験・調査・計画等の諸手段を総合し、これまでに修得した学力を集結して専攻科目をより深く理解し、あわせて研究のまとめ方、論文の作成および発表の方法等を体得します。
これらの学修経験を通して、既知の事実からスタートして、未知の領域に於ける問題解決法および新しい事実への発見法を訓練・修得し、実社会で生じるさまざまな課題に適切に対応する能力を育成することを目的とします。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

通信工学を基礎から学んできた集大成として、通信工学に関する下記のテーマ分野に対して、教員と相談しながら、自身でそれぞれの研究課題を設定し、その課題へ継続的に取り組むことを通じて、研究開発の手法を修得すること、さらに、社会に出て仕事に役立つ基本的なスキルを身に付けることを目標とする。
具体的には、①課題の設定②文献調査③計画の立案④ゼミでの知見共有⑤進捗報告⑥計画の見直し⑦中間発表⑧論文執筆⑨予稿作成⑩プレゼンテーション資料作成⑪研究発表、という一般の問題解決にも通じる一連の方法を修得することを目標とする。
主な研究テーマ
1.電磁波の数値解析に関する研究(何研究室)
2.光ファイバ通信および光デバイスに関する研究(木原研究室)
3.情報ネットワークに関する研究(佐藤研究室)
4.電波応用技術に関する研究(柴垣研究室)
5.カラー画像処理および動画像解析に関する研究(土居研究室)
6.テラヘルツ電磁波の発生・検出・通信応用等に関する研究(野竹研究室)
7.暗号理論およびデータセキュリティに関する研究(境研究室)
8.情報セキュリティに関する研究(村上研究室)

○修得する資質・能力: 知識・理解力、応用力 【DP-F-1-1】 
通信工学分野における基礎的な専門知識を学んで、応用して卒業研究を遂行できる。
○修得する資質・能力:汎用的技能 【DP-F-2-1】【DP-F-2-2】
卒業論文の作成を通じて客観的かつ一意に取れる正確な文章を書く力を身に付ける。
卒業研究の発表を通じてプレゼンテーション能力・コミュニケーション能力を身に付ける。
各専門知識を応用して、粘り強く卒業研究に取り組むことで、従来の課題を解決する。
○修得する資質・能力:態度・志向性 【DP-F-3-1】【DP-F-3-2】【DP-F-3-3】
卒業研究で得た知見や技術を活かして、社会の発展のために貢献できる。
卒業研究で得た知見や技術を倫理観と責任感を持って社会で正しく活用する。
各分野の最新の技術を学んで、卒業研究に応用する。
○修得する資質・能力:総合的な学習経験と創造的思考力 【DP-F-4-1】
卒業研究テーマに対して、通信工学科の4年間で獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、解決に取り組む。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 50% 40% 30% 30% 100%
グループワーク 20% 10% 10% 10% 50% 20% 100%
プレゼンテーション 30% 20% 10% 30% 30% 10% 100%
レポート、宿題 0%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 0%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 28% 20% 26% 19% 7% 100%

教科書・参考書

(1)各自のテーマは指導教員との協議により決めます。
(2)授業履修時間外はすべて卒業研究の時間とし、文献調べ、実験の時間等にあてます。
(3)毎週約2回、研究室ごとに雑誌会・輪講などの時間を設けます。

オフィスアワー

何 一偉:水曜,金曜 12:45~13:20(A号館2F教員室)
木原 満:水曜 17:15~18:00(A号館2F教員室)
佐藤寧洋:水曜 17:15~18:00(A号館2F教員室) 
柴垣佳明:月曜 17:15~18:00(A号館2F教員室) 
土居元紀:金曜 17:25~18:25(A号館2F教員室) 
野竹孝志:月曜 17:15~18:00(A号館2F教員室) 
境 隆一:水曜 17:15~18:00 (A号館2F教員室)  
村上恭通:火曜 17:15~18:00 (A号館2F教員室) 

学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。随時、電子メールでも質問を受け付けます。

その他

4年次進級までに「プレゼミナール」の単位を履修し、既に通信工学科の研究室に仮配属されていることを前提とします。

実務経験のある教員による授業科目

企業で研究開発を行っていた実務経験を活かして、卒業研究テーマのみならず、研究の進め方・報告書のまとめ方・プレゼンテーションの方法についてもノウハウを交えながら指導します。