2025年度後期集中職業指導

曜日・時限 不定期その他 期別 後期集中 週時間数 2
ナンバリング
開講学科等 工学部-電気電子工学科
工学部-電子機械工学科
工学部-機械工学科
工学部-環境科学科
情報通信工学部-情報工学科
情報通信工学部-通信工学科
医療福祉工学部-医療福祉工学科
医療健康科学部-医療科学科
教員名 川﨑 一彦
川﨑 一彦
職務履歴

目的

職業指導の目的と意義、勤労観、職業観を育成するために学校現場で行われている職業指導の実際、進路指導、キャリア教育等について学びます。生徒が積極的な意欲と確かな知識を身につけよりよい職業人生を過ごすための教育活動について学習し、新しい時代の産業構造の変化に対応する職業指導についても考察します。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 講義ガイダンス
・本講義のねらいや到達目標などについてガイダンスを行う。
・職業について各自発表する。
事前学修 職業について調べる。(2時間)
事後学修 職業について整理をする。(2時間)
2 A,F 社会の変化と職業について①
・職業の種類と特徴について学ぶ。
事前学修 各発達段階において進路決定に影響を受けた事項について各自考える。(2時間)
事後学修 職業の種類と特徴について整理する。(3時間)
3 A,F 社会の変化と職業について②
・産業構造の変化と職業について学ぶ。
事前学修 産業構造の変化と職業について調べる。(3時間)
事後学修 産業構造の変化と職業について整理する。(3時間)
4 A,F 学校教育と職業指導①
・キャリア開発と職業指導について学ぶ。
事前学修 職業指導について調べる。(2時間)
事後学修 学校での職業指導について整理する。(3時間)
5 A,F 学校教育と職業指導②
・各発達段階おける職業指導について学ぶ。 
事前学修 各発達段階において経験した職業指導について考える。(2時間)
事後学修 各学校やそれ以外でで行われる職業指導について整理する。(3時間)
6 A,F 職業適性について
・職業適性とその検査について学ぶ。
事前学修 職業適性検査について調べる。(3時間)
事後学修 職業適性について整理する。(2時間)
7 A,F 学校におけるキャリア開発①
・各発達段階におけるキャリア開発と支援について学ぶ。
事前学修 学校におけるキャリア開発と支援の事例について調べる。(3時間)
事後学修 発達段階におけるキャリア開発と支援について整理する。(2時間)
8 A,F 学校におけるキャリア開発②
・工業高校におけるキャリア開発と支援について学ぶ。
事前学修 工業高校における職業指導について調べる。(3時間)
事後学修 工業高校でのキャリア開発と支援について整理する。(2時間)
9 A,F 学校におけるキャリア開発③
・工業高校の就職希望者における職業指導について学ぶ
事前学修 工業高校の就職希望者における職業指導について調べる。(3時間)
事後学修 工業高校の就職希望者における職業指導について事例を整理する。(2時間)
10 A,F 学校におけるキャリア支援
・進路保障とキャリア支援について学ぶ。
事前学修 進路選択と進路保障について調べる。(2時間)
事後学修 進路選択と職業保障について整理する。(3時間)
11 A,F 職業指導の実践①
・職業紹介資料の作成と発表を行う。
事前学修 職業紹介資料を作成および発表練習をする。(3時間)
事後学修 資料の修正・改善を行う。(2時間)
12 A,F 職業指導の実践②
・職業紹介資料の作成と発表を行う。
事前学修 職業紹介資料を作成および発表練習をする。(3時間)
事後学修 資料の修正・改善を行う。(2時間)
13 A,F 職業指導の実践③
・職業紹介資料の作成と発表を行う。
事前学修 職業紹介資料を作成および発表練習をする。(3時間)
事後学修 資料の修正・改善を行う。(2時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

・職業指導、進路指導、職業教育、キャリア教育について意義と歴史的な変遷を理解できる。
・職業の分類について調べ、自分のつきたい職業の分類について説明できる。
・日本の職業教育、キャリア教育の目標について述べることができる。
・現在の職業教育はどのように行われているのか事例を研究し、受講者自身の経験を元に述べることができる。
・専門高校での取り組みを調査し、教育活動のあり方を述べることができる。普通高校についても考える。
・職業関連法規の趣旨について述べることができる。

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 20% 20% 50% 10% 20% 100%
プレゼンテーション 20% 40% 50% 10% 100%
レポート、宿題 40% 50% 20% 10% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 20% 50% 20% 30% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 0%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 42% 4% 28% 8% 18% 100%

教科書・参考書

教科書は特に指定せず、配布プリントまたは、文部科学省等より指定ファイルを取得する。

参考書 :文部科学省 『高等学校キャリア教育の手引き』平成24年2月 教育出版
     佐藤史人 伊藤一雄 佐々木英一 堀内達夫編著 『新時代のキャリア教育と職業指導』法律文化社 2021年

オフィスアワー

授業の前後に質問時間を設ける。また、受講生に講師のアドレスを通知し、電子メールでの質問に応じる。

その他

・授業は講義と討議の組み合わせで行う。自己理解、自己表現の場を用意する予定である。
・教育には幅広い知識と高い意欲が求められるため常に問題意識を持ち授業に臨んでほしい。
・毎講義ごとに、キーポイント、質問、感想を記入するプリントを配布し回収する。このプリント提出を持って出席とします。
・欠席回数が5回以上の者はE評価とする。ただし、公欠等の場合は別途配慮する。
・授業中に課したレポートが2通以上未提出の者はE評価とする。
・私語など他の人の授業の妨げになる行為をし、かつ注意に従わなかった者は、受講を認めない。

実務経験のある教員による授業科目

高等学校の教職員としての経験があり、その実務経験を基に授業展開を行っています。