2025年度後期後半化学実験

曜日・時限 火曜日3時限,火曜日4時限,水曜日3時限,水曜日4時限 期別 後期後半 週時間数 4
ナンバリング EU230319
開講学科等 工学部-環境科学科
工学部-基礎理工学科 数理科学専攻
工学部-基礎理工学科 環境化学専攻
教員名 青沼 秀児
青沼 秀児
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e9%9d%92%e6%b2%bc%e3%80%80%e7%a7%80%e5%85%90

教員情報データベースに遷移します

森田 成昭
森田 成昭
職務履歴

https://research.osakac.ac.jp/index.php?%e6%a3%ae%e7%94%b0%e3%80%80%e6%88%90%e6%98%ad

教員情報データベースに遷移します

目的

化学の学習において、様々な物質や材料の合成法、特性評価、分析法を理解しその応用力を身につけることが重要である。その中でも実験は実際の物に触れ反応などを目で確かめることができる科目である。
ここでは、講義で聞いた内容と関連する実験を行うことにより、理解度を高め、応用力を身につけることを目的とする。

授業計画

授業回 形式 学修内容 学修課題
1 A 化学実験の心構え・一般的注意・レポートの書き方の説明
各実験テーマに関する説明
事前学修 シラバス、テキストを読んでおく(1時間)
事後学修 実験で使う試薬の性質や危険性を理解すること(1時間)
2 C 実験1(1日目):赤外分光による構造分析と定量分析(担当:森田) 事前学修 実験1の内容を読んでおく(1時間)
事後学修 赤外分光について調べ、結果を整理する(1時間)
3 C 実験1(2日目):赤外分光による構造分析と定量分析(担当:森田)
事前学修 2日目の実験内容を理解しておく(1時間)
事後学修 実験レポート作成(2時間)
4 C 実験2(1日目):時計反応(担当:森田)


事前学修 実験2の内容を読んでおく(1時間)
事後学修 時計反応について調べ、結果を整理する(1時間)
5 C 実験2(2日目):時計反応(担当:森田) 事前学修 2日目の実験内容を理解しておく(1時間)
事後学修 実験レポート作成(2時間)
6 C 実験3(1日目):紫外・可視分光による解離定数の決定(担当:森田)


事前学修 実験3の内容を読んでおく(1時間)
事後学修 解離定数について調べ、結果を整理する(1時間)
7 C 実験3(2日目):紫外・可視分光による解離定数の決定(担当:森田)
事前学修 2日目の実験内容を理解しておく(1時間)
事後学修 実験レポート作成(2時間)
8 C 実験4(1日目):水の電気分解と燃料電池の作製(担当:青沼) 事前学修 実験4の内容を読んでおく(1時間)
事後学修 燃料電池の電解質や触媒の働きを整理する(1時間)
9 C 実験4(2日目):水の電気分解と燃料電池の作製(担当:青沼) 事前学修 2日目の実験内容を理解しておく(1時間)
事後学修 実験レポート作成(2時間)
10 C 実験5(1日目):ジアゾカップリングによる有機色素の合成(担当:青沼) 事前学修 実験5の内容を読み、実験手順について理解しておく(1時間)
事後学修 本日行ったいろいろな実験操作で、どのような化学反応が進行したか理解する (1時間)
11 C 実験5(2日目):ジアゾカップリングによるpH指示薬の合成(担当:青沼) 事前学修 2日目の実験内容を理解しておく(1時間)
事後学修 実験レポート作成(2時間)
12 C 実験6(1日目):量子化学計算による分子シミュレーション(コンピュータ活用)(担当:青沼) 事前学修 実験6の内容を読み、実験操作の流れを理解しておく。自分のパソコンでChemDrawとChem3Dが動くことを確認しておく(1時間)
事後学修 本日の結果を整理する(1時間)
13 C 実験6(2日目):量子化学計算による分子シミュレーション(コンピュータ活用)(担当:青沼) 事前学修 2日目の実験内容を理解しておく(1時間)
事後学修 実験レポート作成(1時間)

授業形式記号

  • A:一斉授業(通常の講義)
  • B:問題発見・解決学習、プロジェクト学習
  • C:体験、実験、実習、演習など
  • D:調査 分析、解析など
  • E:ものづくり、作品制作
  • F:グループワーク(ディスカッション・ディベートを含む)
  • G:プレゼンテーション
  • H:地域・企業 連携型学習
  • I:その他

到達目標

 ・化学実験で使う試薬の性質や危険性を理解し、その内容を説明できる
 ・化学実験で用いる器具や設備の取り扱いを習熟し、その取扱いを説明できる
 ・実験ノートを書き、データをまとめ、結果を考察し、レポートにまとめることができる。

〇2024年度以降入学生
下記、記載のカリキュラムマップを参照。
https://www.osakac.ac.jp/about/policy/faculty/
※各学科/専攻名称のカリキュラムポリシー下段の
 「カリキュラムマップ」よりご確認ください。

〇 2023年度以前の入学生
  修得する資質・能力:知識・理解力、応用力【DP-U-1-3】
            コミュニケーション力【DP-U-2-1】
            態度・志向力【DP-U-3-2】

評価方法と評価観点

評価方法 配点合計知識・理解力応用力コミュニケーション力態度・志向性創造力 合計
定期試験またはレポート試験 0%
小テスト、小論文 0%
グループワーク 10% 20% 20% 30% 30% 100%
プレゼンテーション 0%
レポート、宿題 40% 50% 20% 10% 20% 100%
授業での姿勢(ノート、質疑など) 30% 50% 20% 30% 100%
作品、パフォーマンス(実技、実演) 20% 20% 30% 10% 40% 100%
その他1(具体的に: 0%
その他2(具体的に: 0%
100% 41% 22% 9% 28% 0% 100%

教科書・参考書

Moodleで配布のテキストを使用する。

オフィスアワー

オフィスアワー(森田):月曜日、17:15~18:15、A号館3階教員室20
オフィスアワー(青沼):月曜日、17:15~18:15、A号館3階教員室03
学内外の用務のため、オフィスアワーでも教員が教員室に不在の可能性があります。

その他

学生を6グループに班分けし,以後このグループ毎に6種の実験テーマを毎週実施する。実験を1週に二日間にわたり2回連続で行い、その結果や考察をまとめ、その次の週にレポートを提出する。実験の中では、コンピュータを活用し測定したデータをグラフ化する練習も行なう。

提出したレポートについては、内容をチェックし採点し返却する。なお、内容の記載が不十分の場合は、再提出を求める場合がある。その場合、再び採点し返却する。

実務経験のある教員による授業科目